君は海鮮が好きかな? 僕はあんまり…。 うちの会社はコロナがブレイクする以前は、わりと定期的に飲み会が開催されていたんっすが、ある時の会場が津の駅前の海鮮バーベキューのビアホールみたいな店だったことがあって、もう、めっちゃテンション、だだ下がり…。 何でもいいけど 「テンションだだ下がり」 って、ちょっとだけ 「南京玉すだれ」に似てますよね。 あ、さて、あ、さて、あ、さてさてさてさて、さてはテンション、ダダ下がり…。 イチバンの推しが 「サザエの壺焼き」 って、マジかよ? サザエとか、寺町の 「びっくり夜店」 で買ったヤドカリが “家出” して、瀕死の状況に陥った時以外、まったく買う必要性が感じられない貝類だったりしますよね。 最初、何でもいいから、とりあえず入れる “家” はないか、家中を探し回って、「カエルぴょこぴょこ」 の空気を送り込むのに使うヤツがあったので、それを切って与えてみたんっすが、お気に召さなかったのか、 “入居” してくれなくて、 慌てて桑名パルまで走って、鮮魚の 「くさりや」 で、 欲しくもないサザエを買ったんっすよね。 鮮魚の 「くさりや」 って、そんな矛盾した名前が許されるのか? そう、疑問に思った人もいるかと思いますが、鮮魚の 「ぴちぴち屋」 とか、腐った魚の 「くさりや」 とかじゃないと、おかしいっすよね。 ま、鮮魚と言っても、ぴちぴちと生きた状態で売られていることは希なので、「ぴちぴち屋」 というネーミングもどうかと思うんっすが、かと言って、なかなかそれに相応しい言葉も見当たらないし。 「ぴちぴち」 は、キダ・タロー先生のお墨付きでもありますしね。 とれとれぴちぴち、蟹料理〜♪ いや、蟹は生きていても 「ぴちぴち」 せんやろ? そう、タローを問い詰めずにはいられませんが、そうは言っても、他にいい言葉も見当たらないし…。 富山なら 「きときと」 という便利な方言があるんっすが、あのひとあ、きときとの人や (あの人は気力の充実した人だ)。 そういう使い方もあるんっすな。 精力的なこと。 それ、「ギトギト」 ちゃうんか? そんな気がしないでもないんっすが、いつも似たような曲しか作らない人 = 「キダキダ」 。 ちゃんと 「キダ・タロー」 とフルネームで言わないと伝わらないんっすが、ちなみにキダ・タローの本名は、木田 太良(きだ たろう)。 マジか? ほぼほぼ、本名だったんっすな。 なら、似たような曲しか作れなくても、しょうがないかぁ。 そんな気もするんっすが、太良(たろう)とか、変な名前を付けられたら、グレて、真面目に仕事をする気がなくなっちゃいますよね。これはもう、親が悪い! …としか。
で、 カエルぴょこぴょこ 。 あ、違う! 僕が頭の中に描いていた “空気を送り込むのに使うヤツ” は、これじゃねぇ! 何というか、円筒形で蛇腹になってるヤツで、ビーチボールとかに空気を入れるのに使うヤツ。 んーと、 これ 。 おお、これこれ。 これの小さいヤツの縦に長い形のヤツが家にあったので、その片側をカッターで切って、中にヤドカリが入れるようにしてみたんっすが、このお宿、借りてくれなかったんっすよね。 やっぱ、こんな人工のパチモンではアカンかぁ…。 というので、「くさりや」 へサザエを買いに行った次第なんっすが、ちなみに店の人は、鎖 (くさり) をイメージして、この屋号を付けた模様。 それでも、魚屋なのに、どうして鎖 (くさり) ? …という疑問は払拭されないんっすが、で、ヤドカリは天然物のサザエの殻にも入ってくれなくて、結局そのままお亡くなりになってしまいました。 けっ! なら、わざわざ、サザエなんか買いに行くんじゃなかった…。 そんな苦い思い出があったりするので、僕はサザエがあまり好きではなかったりするんっすが、ま、そういう苦い思い出がなかったとしても、サザエの肝は苦くてキモいので、いらなかったりするんっすけど。 とまあそんなことで、え? 飲み会の会場、海鮮バーベキューなん? 金、返せ! そう、言いたくなってしまうんっすが、海鮮だけに 「金、返せん」 と、微妙に韻を踏んだ返答で返金を断られてしまって、うーん…。 何でもいいけど 「金返せん」 と 「蟹工船」 って、ちょっとだけ似てるなぁ…と。
ということで、 『蟹工船』 。 買って読んでみたら、まあまあ面白かったっす。 が、筒井康隆の 「蟹甲癬」 ほどは面白くなかったっす。 (ちょっと衝撃的なのでカニミソを美味しく食べたい人は閲覧注意) だそうっすが、僕はぜんぜん、カニミソを美味しく食べたいとは思わないので、大丈夫っす。 というか、カニミソが美味しければ、カニミソを美味しく食べてみるにヤブサカではないんっすが、まったく美味しそうに思えなかったりするんっすよね、カニミソ。 で、うわっ…。 粗筋を読んだだけで、めっちゃ気色悪い話やんけ! どういう話だったのか、すっかり忘れていたんっすが、粗筋を読んだら思い出してしまいました。 で、思い出したら、カニミソが食べられなくなっちゃいました。 どうしてくれる! カニミソが駄目なら、脚の部分の肉をホジって食べるしかないんっすが、こっちのほうは、まあまあ。 少なくともカニカマくらいのレベルには達している気がするんっすが、で、続いて、海老。 こちらは蟹よりはマシっすよね。 何と言っても 「かっぱえびせん」 というキラーコンテンツがありますからね。 そんなこと言ったら、蟹には 「カニチップ」 があるがね! そう、言われるかも知れませんが、んなもん、所詮は東海ローカルだし。 最近になって、初めて食ってみたら、ちょっとハマってしまったんっすが、で、海鮮。 バーベキューや海鮮鍋はテンションが下がるんっすが、海鮮丼は、まあまあかな? …と。 海産物の類いでも、刺身とか寿司は好きっすからね。 が、余計なものを乗せるな! …と。 マグロとサーモンとイカ。 この3種類だけで十分っす。 それだと、ちょっと見た目が…。 いや、マグロの赤身と、イカの白と、サーモンピンク。 それだけで十分。 マグロは赤いと言っても何かドス黒いし、それだと華やかさが…。 ここにちょっと彩りでイクラを…。 ああ、余計なものを乗せるなー! イクラ、嫌いなんじゃぁぁぁぁ! あんなもん、ただの生臭い塩水が詰まったプチプチやんけ! 「バブー」 と 「ハーイ」 と 「チャーン」 しか言わなくて、コミュニケーションが取れないんじゃぁぁぁぁ! あ、でも、「ようするにですね、善処しますです。」 とか言って、糞ウザいタラヲよりは、マシなんじゃ? ま、確かにそれはそうなんっすが、海鮮丼にタラコが乗っているのはあまり見たことがないし、で、こっちには海老を…。 ああ、また余計なものをぉぉぉぉ!!
海老も剥いてあれば、別にいいんすけどね。 尻尾は、持つときに取っ手になるので、むしろ付いていたほうが有り難いんっすが、頭と殻とヒゲと脚は余計なんじゃぁぁぁぁぁぁ! 海老の脚は昆虫みたいで見た目がグロいし、海老の殻は剥くのが面倒だし、剥こうとすると手の指がべちょべちょになるし、おしぼしで指を拭くと、おしぼしが海老臭くなるし、そのおしぼりで顔を拭くと、顔まで海老臭くなって、最悪…。 で、頭が付いていると、もれなくミソが入っていてキモいし、有頭海老ほど優等ではない、劣悪な食べ物も珍しいっすよね。 海老はもれなく、断頭台の露と消えて貰ってから、丼に入れて欲しいところっすよね。 ギロチンはとっても人道的な処刑器具らしいので、それが “海老道” に則った方策と言えるのではなかろうかと。 にも係わらず、「海鮮丼」 で、画像検索。 ん? 意外とイクラと有頭海老が乗っているのが出てこなくて、僕はちょっと焦っているんっすが、あ、でも、こんなの とか! お客様が食べやすいように考えられた丼は、上段の器を取り、下段の器と分けて食べられるように工夫されています。 いや、食いにくいわ! で、他には こんなの も。 有頭海老でなければエエというものでもない。 そんな現実を突き付けられた思いがしますが、中歴超紅海鮮丼飯,各式海鮮浮誇上場,鮭魚蝦頭味噌湯、白飯無限供應.坐著做海鮮丼飯專門店だそうっす。 頭とミソは取ってあるように見えるんっすが、 「蝦頭味噌湯」 と書いてあるのが気になりますな。 まさか、白飯の中に海老頭が埋もれているとか? 息、出来んやんけ。 非海老道的な丼を作るなぁぁぁぁぁ!
…とまあ、かようにソソられることがない海鮮なんっすが、それでも僕の心の中では
海鮮 > 疥癬 > 回線
そんなランキングだったり。 これは、ま、比べる相手が弱すぎる。 それはあるかも知れません。 疥癬とか、嫌すぎて、こいつに負けるヤツ、いるんか? …みたいな。 もし、ここに廻船問屋が参戦すれば、海鮮丼なんか一蹴されてしまうんっすが、あ、「かいせん問屋」 って、海鮮を扱う問屋だとばかり思っていたんっすが、こういう漢字を書くのか! またひとつ賢くなってしまいましたが、それはそうと、「疥癬」 にも負ける 「回線」 って、何や? …というのが今日の本題です。
先日、麦海 (むぎうみ) くん (仮名) から、電話が掛かって来たんっすよね。 本名のほうは前半を日本人の主食に、後半は海山商事的に入れ替えることで察して頂きたいんっすが、ちなみに 「よねやま」 ではなく、「こめやま」と読みます。 通称・こめっち。 んーと、米山 。 コメヤマは稀少。 え、マジすか? 身近にそんな希少生物がいたとは、ちょっと感動なんっすが、その麦海 (むぎうみ) くん (仮名) からは、前にも電話が掛かってきたことがあるんっすよね。 もはや仮名にする意味はないような気もするんっすが、麦海 (むぎうみ)って、ちょっぴり 「東京ブギウギ」 みたいで、いいな♪ そんな気がしたので、もう1回書いてみました。 東京・麦海 (むぎうみ)、リズム・ウキウキ、心ズキズキ、ワクワク〜♪ で、その時の要件は 「来週の火曜日、空いとる〜?」 今、某町の水道施設で大きな工事をやっているんっすが、でもまあ、今の時期は特にこれと言った作業もないし、僕は 「正」 「副」 の下の 「おまけ」 という役割なので、別にその現場に居なくても大勢に営業はなくて、「うん、まあ、空いてるけど。」 「昼から講習、行ってくれへん? 自分、行く予定やったんやけど、現場が延びそうで…。」 割と楽な要件っぽいので、快諾することにしたんんっすが、 「どこで?」 「んー、津ぅ、やったと思う。」 エエぇぇぇぇぇ…。 うちの会社は津ぅにあるんっすが、桑名の家からは遠く、で、僕が今、おまけとして従事している某・水道施設は家から近く、直行・直帰の毎日で、とっても楽なんっすが、よりによって「津ぅ」かぁ…。 「で、何の講習?」 「何か、管理職の…。」 エエぇぇぇぇぇ…。 面倒臭そう…。 ただ、ボーッと聞いてるだけのヤツならいいんっすが、そういうのは得てして、コミュニケーション能力がどうのこうの、プレゼンがどうのこうの。 僕がもっとも苦手とする分野だったりするんっすが、それでグループ協議とか、発表とかをやらされたりするんっすよね。 「あ、その日は何か、予定が入ってたような…」 「また、詳しいことはメールしとくわ!」 ガチャン。 ああ、押し切られてしまったぁ…。 もう、テンション、ダダ下がり。 お陰でその日は、働こうという気力が無くなってしまったんっすが、で、また夕方に電話が掛かって来て、「講習の話なんやけど、申し込みしてなかったみたいやで、行かんでエエわ!」 エエぇぇぇぇ…。 何ていい加減な。 講習とか資格試験とかは、それ専門の社員の人が取り仕切っているんっすが、そんなことでエエんか? いや、いいに決まってますよね。 気の重い講習がなくなって、気分スッキリ。 お陰で、次の日、働こうという気力が、ま、それはそれで、やっぱり沸いてはこなかったんっすが、そして火曜日。 また、東京・麦海 (むぎうみ)くんから、電話が掛かって来ました。 「講習、代わりに行ってて、頼んだやん。 何で、行かへんかったん?」 エエぇぇぇぇ…。
…という要件なのかと思って、ちょっと身構えたんっすが、違いました。 「○○町、行ってくれへん?」 そこは僕の家から近いので、津ぅに行くのと違って、そんなに面倒ではなかったりするんっすが、面倒な要件であるようなら、きっぱりと断ろうと。 「○○受水場なんやけど、テレメーター異常が出てるんやて。回線の異常か何か、分からんけど…」 「あ、今日は何か、予定があったような…」「よろしく〜!」 ガチャン。 ああ、押し切られてしまったぁ…。 押しが強いオッサンなんっすよね。 ま、僕よりは年下なんっすが、あいつは、あいつは可愛い、年下の男の子♪ …なんかじゃない、ぜんぜん可愛くないオッサン。 で、テレメーターかぁ…。 僕はコミュニケーションとか、プレゼンとか、そういう分野が苦手。 そんな話をしたかと思いますが、テレメーターにも弱いっすよね。 とにかく、横文字が駄目。
テレメーターって、よく分かんなーい (//∀//)
そう、照れて誤魔化すしかないメーターだったりするんっすが、んーと、これ 。 通信回線を用いて、アナログ入出力や接点信号などを遠隔地に伝送するためのシステムのひとつ。電気設備分野では、管理室や制御室のない場所の故障信号などを、メタル配線の敷設できない敷地外へ伝送するために用いられることが多い。 出て来ましたな、「回線」 。 親局と子局が線用の回線でつながっているんっすよね、何か。NTT専用回線という、線用の回線を使うことが多いんっすが、よく分からないんっすが、 ここ 参照。 で、テレメーターの故障 = 95%くらい、NTTが悪い! 僕の経験では、そういうことになっています。 残りの5%はテレメーター本体の故障なんっすが、そうなると僕の手には負えないので、頼む、回線不良であってくれ! そう、願うしかありません。 僕に出来るのは、それだけです。 回線不良なら、NTTの下請けの人がやってきて、直してってくれますからね。
@ テレメーター故障発生!
A もしかしたら機器の故障かも知れないけど、とりあえずNTTに電話する。
B NTTの人がリモートで試験をしてくれる。
C 悪いところが見付かりました。
D ほら、やっぱり! すぐ直せ!
E 下請けの人が来る。 予備の線と振り替えたりしてくれる。
F ほら、直った!
G テレメーター技師さばクン、凄ぇぇぇぇぇぇ!
これが理想のフローなんっすが、ごく希に、予期せぬ展開になることも。
@ テレメーター故障発生!
A 役所の人がNTTに電話してくれる。
B NTTの人がリモートで試験をしてくれる。
C 特に異常はありません。
D さば君、呼ばれる。
E エエぇぇぇぇ…。
F 一応、形だけでも調べる。 さっぱり分からん…。
G やっぱり、NTTの専用回線が悪いに違いない!
H 根拠は無いけど強引に言い張って、NTTを呼びつける。
I 下請けの人が来て、調べてくれる。
J 特に異常はありません。
K 進退窮まり、うちの営業担当の社員に泣きつく。
L 会社に予備のテレメーターがあるらしい。 そういう有力な情報が得られる。
M 翌日、テレメーターに強そうな社員を連れて、現場に赴く。
N とりあえずテレメーターのモデムを予備品に替えてみる。
O あ、直った。 テヘッ♪
NTTの人、根拠もなく疑って、呼びつけて、申し訳ありませんでした。 あ、でも、95%くらいはNTTの回線不良だから! 今回は、たまたまだから! そういうパターンもありましたな。 で、1週間ほど前、これはテレメーター装置ではなく、うちの会社が独自に開発した、その名も麗し 「3Pシステム」 なんっすが、これも親局と子局を専用回線で繋いで、モデムで通信する何らかの装置なので、ま、似たようなものかと。 で、こいつの通信異常が発生したと。 僕が持っている専門知識をフルに活用した結果、NTTの線用回線が悪い! そういう結論が得られたので、早速、電話してみました。 リモート試験をしたら、やっぱりおかしい。 そんな結果が得られて、ほら、言わんこっちゃない! 下請けの人が来て、予備の線と振り替えたりしてくれて、ほら、直…、ん? 直ってない? 仕方がないので、 “3Pが得意な社員” を呼んで、予備のモデムと交換して貰ったんっすが、あ、直った。 テヘッ♪ 何と言うか、NTTと僕とで、痛み分け。 そういう結果でありましたな。 専用回線も、決して褒められた状況ではなかったんだけど、根本的な原因はウチのモデムだったんじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、あ、でも、NTTも非を認めたから! 95%くらいはNTTの回線不良だから! 今回は、たまたまだから! そして今回。 とりあえず現場を見る前に、というか、見てもよく分からないに違いないので、NTTが悪い! そう決めつけて、電話してみました。 リモート試験をしたら、やっぱりおかしい。 そんな結果が得られて、ほら、言わんこっちゃない! 下請けの人が来て、予備の線と振り替えたりしてくれて、「この前、専用回線を見て貰ったら、悪いって言われて、直して貰ったんっすが、でも直らなくて、そしたら、うちのモデムのほうも悪かったという。(ま、でも、今回は間違いなく、NTTが悪いから!)」 そんな話を下請けの人としていたんっすが、「ま、大抵はウチ (NTT) の責任なんっすけどね。」 お、なかなか、よく分かってるやん! NTT本体の人は、絶対に自分たちの非を認めないんっすが、その点、下請けの人は素直でいいな♪ …っと。 「はい、終わりました。 うちのほうは直りました。 じゃ、動作の確認を…」 おー、直…、ん、直ってない? マジかよ…。 今回はウチの 「3Pシステム」 ではないので、3Pが得意な社員を呼ぶわけにも行かず、高級そうな機種なので、会社に予備があるとも思えず、詰んだ…。 終わった…。 18時を過ぎていたので、「とりあえず明日、また来て、見てみます…。」 そう言い残して、その場から立ち去ることにしました。 「逃げるが勝ち」 っすよね。
が、勝ち逃げは許されず、翌日、再び現場へと。 気が重いっすなぁ…。 見ても、何にも分からんし。 もともと、ここは1年ほど前に麦海 (むぎうみ)くんが監督として新しく作った現場なので、そちらの手に差し戻すのが本筋ではないかと思われるんっすが、「テレメーター、よく分からんし…」 そう言って逃げようとしたら、「僕もさっぱり分からんし。ぐへへ。」 覚悟を決めるしかありません。 よし、こうなったら、最後の手段。 秘技、電源落とし。 くらぇぇぇぇぇぇ! 電源オフ。 で、再投入。 ・・・・ 。 お、直ったぁぁぁぁぁぁぁぁ! もしかしたら、専用回線も、決して褒められた状況ではなかったんだけど、テレメーターが固まってただけなんじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、でもまあ、今回は、たまたまだから! テレメーターの故障 = 80%くらい、NTTが悪いというのが実情だから! 何か、かなり確率が下がったような気がするんっすが、ということで、近年、信頼度がぐーんと上昇したNTT専用回線に、乾杯♪
んなことで、今日はカーティス・アミーっす。 尾崎亜美、カメレオン・アーミーと並ぶ 「世界3大・アミ」 のひとりっすよね。 これにオキアミ ( ← 鯨の主食) を加えると 「アミ四天王」 、更に安美錦が加わって 「アミ・ファイブ」 が結成されるんっすが、中ではカメレオン・アーミーが最下層やな…と。 シングル売上TOP19作品 - ピンク・レディー 。 え、7位なん? 「カルメン’77」や「S・O・S」よりも上なん? こりゃ、とても最下層とは言えない気がするんっすが、少なくともオキアミよりは上? カーティス・アミーですら、カメレオンに勝てるかどうか、怪しくなってきたんっすが、もともと地味キャラで、日本での知名度は極めて些少だったりするし。 このコーナーでは過去に2回ほど取り上げたことがあるんっすが、1枚目は これ 。 「かんぽの宿岐阜羽島」 なんかに泊まったんっすな。 何て、近場な! 今では 「かんぽの宿」 も民間に買収(?)されて、「亀の井ホテル」 に変わってしまったんっすが、岐阜羽島にまだあるんっすかね? 周囲にまったくといっていいほど、何にも観光スポットがなくて、リストラされるなら真っ先に切られそうなんっすが、やっぱ、潰れたっぽい? で、後半には、カーティス・アミーとデュプリ・ボルトンって、誰? …というところから話を進めなければならないんですが、この人たちのことはですね、僕もよく知りません。 が、アミーくんのほうは前にもこのコーナーで取り上げたことがあります。 ここ っすな。 そんな記載が見られます。 “jazz giant” 連載1000回達成 (予定) 記念・横浜オフ 。 そんなの、ありましたっけ? 最早、記憶さえ定かでなかったりするんっすが、で、この早いほうのセッションにはサックス吹きのカーティス・アミーという人が参加しておりますな。 ほら、あなたの後にいる もうあなたを狙っている もし私が口笛吹いたら カーティス・アミー♪ ピンクレディの 「カメレオン・アーミー」 の節で歌うには、ちょっと無理がありましたな。 やはり、このネタで来ましたか。 それしか思い浮かびませんもんね。 で、もう1枚は こちら 。 ゆるキャラグランプリ in 三重桑名・ナガシマリゾート、マジで盛り上がりませんでしたよね。 で、カーティス・アミーは、尾崎亜美、カメレオン・アーミーと並ぶ、 “世界3大・アミ、あるいは、アミー、もしくは、アーミー” の一人なんっすが、うんぬん。 まったく同じネタを…。 とりあえずこれで、カーティス・アミーの人となりが分かったと思うので、先に進みたいと思いますが、んなことで、 『グルーヴィン・ブルー』 。 新主流派・モード編という括 (くく) りで取り上げたんっすが、どう見てもファンキー系。 で、過去に取り上げた2枚は、いずれも “双頭コンボ” という型式だったんっすが、今回はドラマーのフランク・バトラーと組んだ模様。 で、カーメル・ジョーンズのラッパが入って、ピアノはフランク・ストラッゼリ。 何とも通好みな面子が顔を揃えているんっすが、更にヴァイブのボビー・ハッチャーソンまで入っているという豪華版。 レーベルはパシフィック・ジャズなので、西海岸で活動していた黒人ハード・バッパー。 そういったキャラであるっぽいんっすが、んなことで、じゃ、演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。
全6曲、全てがアミーのオリジナルという気合いの入りようなんっすが、まずは 「ゴーン・イントゥ・イット」 。 ベースによる短いイントロに続いて、ちょろっとドラムスが出て来て、その後、2管+ヴァイブのハモリでファンキーなテーマが演奏されます。 エエやん♪ ベタ過ぎる嫌いはあるんっすが、あからさまに日本人ウケしそうな曲調は、いっそ清々しいばかり。 で、ソロ先発はカーメル・ジョーンズ。 堅パンを、噛める上手に、歯が欠けた。 上手に噛めてへんやん! そう、思われるかも知れませんが、上手に噛んだところで、普通に歯が欠けるくらいクソ堅いっすよね、 堅パン 。 かっ・たぱーん、かっ・たぱーん、かっ・たぱーん、かーたーぱん、かたぱーん♪ 「ルフラン」 の節で歌うといいかも知れません。 ま、「ルフラン」 の節で歌ってみたところで、噛んで歯が欠けることに替わりはないんっすが、独特の哀愁味がありますよね、カメ・ジョー。 いいと思います。 で、続いてボビー・ハッチャーソンのヴァイブが登場します。 ファンキーなのとは無縁の生粋のモード派。 そんな印象があるんっすが、ここでのソロは適度にブルージーで、この世界にうまく溶け込んでいるな…と。 ミロ には真似出来ない芸当っすよね。 ぜんぜん溶け込まなくて、めっちゃ とごるんっすよね、ミロ。 回りに溶け込まず、自我を貫く。 そんな 「強い子」 を目指しているのかも知れませんが、で、続くカーティス・アミーのソロは、ソウルフル。 途中で倍テンポになって加速感が増すところがスリリングで、背筋ゾクゾクものなんっすが、その後、元に戻って、しばしグルーヴィなソロが展開される…と。 続いてストラッゼリがクールなピアノを決めて、最後は骨太なベースのピチカート・ソロで締めて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 ハード・バップの王道と言っていい仕上がりで、非の打ち所がなくて、ひぃぃぃぃぃ!
で、次。 「アンサム」 。 これまたファンキーな佳曲だったりするんっすが、2管+ヴァイブでテーマが演奏されて、で、ソロ先発はボビ・ハチ。 いいっすな。 ヴァイブ、大好きっ♪ …なんっすよね、僕。 この、誤解を招きかねない楽器名は、ちょっとどうかと思うんっすが、で、続いてカーメルのラッパ・ソロ。 独特の哀愁味があって、いいっすよね、このカメ。 ドジでのろまなカメ = 堀ちえみと同じくらい魅力的なんっすが、懐かしいっすな、『スチュワーデス物語』 。 今はスチュワーデスとは言わないんでしたっけ? キャビンアテンダント? フライトアテンダント? 『キャビンアテンダント物語』 。 そんなチョウザメの卵と大人用紙おむつみたいな物語は、あまり見たくない気がするんっすが、それは 『キャビアアテント物語』 っすか。 …とか、どうでもいいことを言ってるうちにカー・アミのソロが始まりました。 そのカーナビみたいな略称は、ちょっとどうかと思うんっすが、ソウルフルな吹きっぷりは、傾聴に値するな…っと。 続くストラッゼリのピアノもクールなボビー・ティモンズみたいで絶妙で、最後はフランク・バトラーがタイコのソロでリーダーの片割れとしての矜持を見せて、で、テーマに戻って、おしまい。 ハード・バップの王道と言っていい仕上がりで、以下略。
で、次。 「ボブリン」 。 これまたファンキーでスインギーなアレだったりして、作曲家としても、なかなかレベルが高いな…と。 で、テーマに続いて、テナー、ラッパ、ヴァイブ、ピアノの順で、各自の充実したソロが披露されて、最後は tp → vib → ds と短く繋いで、で、テーマに戻って、おしまい。 で、次。 アルバム・タイトル曲の 「グルーヴィン・ブルー」 。 あからさまにグルーヴィーでブルージーな仕上がりだったりするのは、さすがにちょっと、どうか? そんな気がしないでもないんっすが、ま、別にいっかぁ…と。 世間が求めているものを分かった上で、敢えてベタに徹している感じ? もしくは、何にも考えてないかの、どちらかだと思うんっすが、で、ソロ先発はハッチャーソン。 うなり声を上げたりして、ちょっと逝っちゃってる感じなんっすが、アーネット昆布の 『ヴァイブにおける3大テーゼ』 。 昔、何かそんなのがあったような? んーと、これ っすか。 背景が鯖をイメージした青 (笑) で、めっちゃ読みにくかったりするんっすが、一度、 「ほ→むぺ→じのアクセス数を増やす為の無料診断」 みたいなに見て貰ったところ、背景が青色で文字が黒で、とっても読みにくいです。 そんなダメ出しを食らったんっすよね。 アドバイスを無視して何にも改善しなかった結果、見事にアクセス数は伸び悩んだんっすが、で、テーゼ3 : ヴァイブで盛り上がるとウメキ声が出ちゃう。 これを具象化したようなプレイだったりしております。 気持ち悪い…。 傍で聞いていると、そういう感想を持ってしまうかも知れませんが、本人はノリノリなので、大目に見て貰うとして。 クールなボビ・ハチのウメキ声って、わりとレアだと思うし。 で、以下、グルーヴィ・アミー、哀愁カメ・ジョー、リリカル・ストラッゼリと続いて、ピアノのソロの途中でブルージーなアンサンブルが被ったりして、最後、ベースのジミー・ボンドが、地味ながら接着剤なピチカート・ソロで締めて、で、テーマに戻って、おしまい。 うーん、グルーブ&ブルー。
で、次。 「ビューティフル・ユー」 。 ここら辺で、しっとりとしたバラードを聞きたい気分だったんっすが、分かってますな、カー・アミ。 観阿弥・世阿弥の流れを汲む、 “詫び寂びの伝道師” 。 そんな世界が展開されているんっすが、 テーマ部はフロントの2人が裏に引っ込んで、ボビ・ハチ主体で演奏されています。 リーダーの片割れ、フランク・バトラーの控えめなサポートが影で光るんっすが、で、その流れのまま、ヴァイブのソロがフィーチャーされて、その後、ここでカーティス・アミーが登場。 空気を読まないブロウで、ここまでの空気を台無しにする。 そんな愚行に走ることなく、控えめにカーメル・ジョーンズに繋いで、で、テーマに戻って、おしまい。 ちょっぴりファンキー疲れしていた心に、すっと染み入る、そんな1曲でありました。 んなことで、ラストっす。 最後は元気に、ご陽気に参りましょう。 「ベリー・フランク」 。 とっても ざっくばらんな、ハード・バピッシュな佳曲でありまして、みんなでテーマを合奏した後、フランク・バトラーのドラムのソロがあって、で、テーマに戻って、おしまい。 1分48秒という、ほんのちょっとしたプチ小品でありましたが、何とも洒落た “締め” だったりして、んなことで、今日のところは、以上っす。
【総合評価】 オリジナル6曲、ハズレ無し。 面子もよく、各自のソロも充実。 これぞ西海岸の隠れファンキー・モンキー・ベイベー、いかれてるよ♪