DAVE HUBBARD (MAINSTREAM)

DAVE HUBBARD (1971)

DAVE HUBBARD ←click!!


【パーソネル】

DAVE HUBBARD (ts) ALBERT DAILEY (p,el-p)
JIMMY ROWSER (b) HAROLD WHITE (ds) BUCK CLARKE (congas)
【収録曲】

(01-03) BOOGA BOP / PATIENCE / DAILEY BREAD
(04-07) B. C. / ONE FOR BECKY / SOME OTHER BLUES / T.B.'S DELIGHT

【解説】 ( 2023年04月23日更新 / 連載 1,530回 )

 あ、雨、あ、雨、あ、雨 雨 雨 雨〜、雨でテンション、ダダ下がり…。 あ、(←) この部分は 「南京玉すだれ」 のノリで読んで頂きたいんっすが、ノリノリでやってる本人以外、わりと微妙な出し物だったりしますよね。 そもそも、何が 「南京」 で、どこが 「玉」 なのか、よく分からなかったりするんっすが、この問題に関しては、以前にもこのコーナーで検証したことがあるような気がするので、各自で探して読んで貰うとして。 確か 「恥さらし症候群」 という漫画のネタとの絡みだったと思うんっすが、あ、サテ、あ、サテ、あ、サテサテサテサテ。サテは南京、玉ふぐり♪ …みたいな。 「ふぐり」 の意味がよく分からなくて、フィギュアスケートの村主 章枝 (すぐり ふみえ) のことを、村主 (すぐり) って、 「ふぐり」 みたいで、可愛い♪ …とか思っていた僕なんっすが、勝手に 「ふぐりん」 なんて愛称を付けてみたり。 それだと 「ふぐり」 から離れて、フグ系ゆるキャラっぽくなってしまうんっすが、下関辺りにいそうっすよね。 んーと、 せきまる 。 フグがモチーフなのに、何故 「ふぐりん」 にしない? やっぱ、「き○たまー!」 って、馬鹿にされるからか? …と思ったら、これ、フグ単独ではなく、クジラの要素も加味されているんっすな。 欲張りすぎて微妙になる、ゆるキャラによくあるパターンなんっすが、で、南京玉すだれって、どこが 「玉」 なんや? …という疑問に関しては、 ここ 参照。 植物の 「タマスダレ」 やんけ! …と思ったら、一応、 「南京玉すだれ」 にも言及されております。 おそらく 「玉」 は 「たま」 ではなく 「ぎょく=宝石、貴石」 の意味があるのではないか。当時の文化の中心地の中国の南京にも見当たらない 「宝石のような貴重なすだれ」 の芸ということだろう。 言うほど、宝石のような貴重なすだれの芸か? そんな気がしないでもないんっすが、そこはまあ、見解の相違ということで。 やってる本人がノリノリなら、他人がとやかくいう筋合いはありません。

 が、個人的には 「すだれ」 よりも 「枝垂れ」 のほうが好きだったり。 え? えだだれ? あ、「枝垂れ」 と書いて 「しだれ」 って読むんっすな。 ソメイヨシノよりも、枝垂れ桜のほうが好きだったりするんっすが、そんなことで、行ってきました、 角館 。 あ、角館と言えば、うちの近くの一号館…じゃなくて、一号舘というスーパー、潰れちゃいましたぜ。 狭くて、暗くて、買い物をしていると陰鬱な気分になる店舗だったので、ま、しょうがないな…と。 その替わり、年内に消防署の隣に同じ系列の「F☆マート」が出来るんだそうで。 ファミリーマートではなく、「えふ☆まーと」。 何故、そんな 「つのだ☆ひろ」 みたいな名前なのかは不明なんっすが、で、「かくのだて」 って、 「角館」 で合ってるんっすよね? 「角舘」 じゃないっすよね? つい最近、うちの近くにあるスーパーは 「一号館」ではなく、「一号舘」だった! そんな衝撃の新事実を知らされて、すっかり疑心暗鬼になってしまっているんっすが、 恐ろしい薬でしたよね、ドラえもんの 「ギシンアンキ」 。 こんな状況でもしっかり、しずかちゃんのスカートをめくる律儀さが個人的にはツボなんっすが、ひとつ残念なのは、「うまいこといって! その手はくわないぞ。」 この台詞はやはり、「その手は桑名の焼きハマグリ」 にして欲しかったな…と。 プリキュア を見習え! そう、言いたいっす。 で、角館。 過去の開花状況を分析した結果、4月22日(土)が満開・超見頃であるに違いない。 そういう結論に達したんっすが、「武家屋敷の枝垂れ桜」 も、その近くの 「桧木内川堤のソメイヨシノ」 も。 で、同じ頃に見頃を迎えるっぽい盛岡の 石割桜 や、盛岡城跡公園 、 あるいは秋田の 千秋公園 あたりを巡るプランを立てていたんっすが、今年は桜の開花が全国的にめっちゃ早くて、22日の週だと、完全に手遅れっぽいな…と。 で、急遽、日程を1週間、前倒しすることにしたんっすが、それでも盛岡市内や秋田市内は駄目っぽい? あ、でも、本命の角館はドンピシャっぽくて、ヨシっ! それはよかったんっすが、天気がぁぁぁぁ…。 土・日・月。 何ならその先の火・水・木曜日くらいまで、秋田県の天気予報はずーっと傘のマークが出ていて、ああん…。 ま、所々、雲のマークも出ていたので、それに賭けるしかないんっすが、とりあえず行って帰ってくるまで、「雨の慕情」 は禁止。 八代亜紀には 「ラッキーマン」 だけ歌って貰うことにして。 沖のカモメにふかし芋を取られたことはないんっすが、京都の鴨川デルタでトンビにサンドイッチを取られたことがあったな。 ふと、そんなことを思い出したりしたんっすが、で、出発当日。 桑名は朝からザザ降りの雨でありました。 ラッキーマン、駄目じゃん!

 今年の正月、鎌倉へ行った時は 「e5489(いいごよやく)」 で予約した新幹線の切符が桑名駅で受け取れなくて、ぜんぜん 「49715489 (よくないごよやく) 」 だったんっすが、んーと、 ここ 参照。 が、今回は大丈夫。 事前に切符を受け取っておきました。 前で懲りたというのもあるんっすが、 「えきねっと」 。 東北新幹線の切符はここで押さえなければならないんっすが、このサイトが、めっちゃ不調。 もしかしたら僕だけかも知れないんっすが、最後のクレジット決済のところで、蹴られます。 必ずといっていいほど、蹴られます。 カードを替えて試してみても、駄目。 毎日、桜の開花予報を見ながら一喜一憂して、予定を変更して、新幹線の指定席も変更・取り消し・再取得を繰り返しまくったので、怪しまれたのかも知れませんが、何かの拍子で、スッと通ることもあったりして、よく分からん…。 が、基本的に駄目。 困り果てて、もしかして、桑名駅の券売機でも買えたりするんじゃね? そこに一縷の望みを託すことにしたんっすが、で、行ってみたら、駄目でした。 桑名から盛岡とかの切符なら買えそうだったんっすが、東京から盛岡とかは無理っぽい? 桑名−東京の切符は既に 「e5489」 で押さえているんっすよね。 手ぶらで帰るのもアレなので、そっちのほうの切符だけ受け取って帰ることにしたんっすが、その後、 「えきねっと」 は、Webサイトではぜんぜん駄目なのに、スマホのアプリなら、一発でイケることが判明して、今までの苦労は何やったんや? …と。

 とまあ、そんなこんなで、まずは東海道新幹線。 グリーン車を押さえていたので、2列+2列。 「e5489」 も 「えきねっと」 も、シートマップから好きな席を選ぶことが出来るので、通路側で隣に誰もいないところを押さえたんっすが、後から隣を取られることもあって、で、この日は横に先客が…。 ん? 外人? 長髪のイギリス人っぽい兄ちゃん? で、リクライニング、めっちゃ倒してる…。 後ろの席の人の迷惑とか、微塵も考えてなくて、さすが長髪だけあって、挑発的やな! …と。 ま、僕が長髪されているワケではないので、別にいいんっすが、思いきり後ろに反り返っているので、こちらからは顔が見えないし。 で、ワイヤレスイヤホン( ← 令和最新版より、ちょっと古いタイプ) で音楽を聞きながら、うつらうつらしていたんっすが、そのうちに熟睡態勢に入り、で、何かの拍子に、はっ! …と目が覚めて、顔を上げた瞬間。 あっ! 左耳のイヤホン、落ちたぁぁぁぁ…。 んーと、東海道新幹線、グリーン車、座席。 あ、 こんな感じ 。 この真ん中の肘当ての部分に 「こん!」 と当たった音が聞こえたので、そこでバウンドして、どこかに転がったものと思われるんっすが、自分の座席の付近には見当たらないし、となると、イギリス兄ちゃんのほうかぁ…。 うーん…。 日本人が相手でも、まったくコミュニケーションが取れないというのに、無理っ! イギリス兄ちゃんが新横浜か品川で降りてくれることを願うしかありませんが、ま、最悪、諦めるしか…。 べっ…、別に、惜しくなんかないし! そろそろ、令和最新版に買い換えようかと思ってたところだし!

 時間潰しの手段を失い、悶々とした時間を過ごしていたんっすが、しばらくして車掌さんがやってきて、僕の目をじっと見つめて、何か言いたげな様子。 ん? もしかして、僕の窮状を察してくれたとか? イヤホン、探してくれるとか? 希望に満ちたキラキラした目で見つめ返したところ、前の座席を指さして、「替わってもいいですよ。 来なかったので。」 どうやら、予約席なのに乗客が姿を現さなかったようで、んで、隣が極限までリクライニング外人で、居心地の悪い思いをしているのではないかと気遣ってくれたようで。 「あ…、大丈夫っす…。」 お気持ちは有り難いんっすが、そっちに移っちゃったら、ますますイヤホンから遠ざかっちゃうんで…。 で、しばらくすると、おっ。 便所にでも行くのか、隣の兄ちゃん、立ち上がったぁぁぁぁ。 ていうか、若い姉ちゃんやん! 通路に出やすいように、少し脚を引っ込めたら、「ア、スイマセン…」 とか言って、日本語、通じるやん! 隣が兄ちゃんではなく、姉ちゃんだと分かっていれば、クンクンして、さりげなく匂いをかぐなどして、それなりに過ごしたかも替わったのに…。 ま、それよりも今は、落としたイヤホンを探し出す絶好の機会なんっすが、姉ちゃんが座っていた席を撫で回して探ってみるも、見つからず、あ、こりゃ、背もたれの隙間から、後ろの席に転がった可能性が大であるな…と。  が、小さいから多分、見つからないだろうな…と。 車掌に言えば、後で見つかったら、連絡してくれたりするに違いないんっすが、 新幹線でイヤホンを落としてもちゃんと返ってきたときの時系列新幹線内でソニーのBluetoothイヤホンケースを紛失。 おお、同士! 僕は逆張りの精神で、Apple の製品があまり好きではなかったりするので、紛失したのが “AirPods” だったら、あまり共感出来ないところだったんっすが、やっぱ、音楽プレイヤーは “Walkman” だよねー。 あ、でも、Bluetoothイヤホンケース? あんな、そこそこデカいもん、無くすか? いずれにしろ、遺失物問い合わせサイトなんてのがあるんな。 それなら、シャイで、無口で、人見知りで、極度のコミュ障である僕でも、何とか出来そう? が、当時の僕はそうとも知らず、悶々とした時間を過ごしていたんっすが、そうこうしているうちに、のぞみ号は品川駅を出発。 降りる準備をしながら、最後の望みを賭けて、チラッと後ろの座席の床の部分を見たところ、おお、Bluetoothイヤホンの片割れ、発見! 通路側は空席で、その足元あたりに落ちていたので、速攻で拾い上げ、窓側の席に座っていたオタクっぽい風貌の兄ちゃんに、「あ、これ…」 と、拾得物を見せて、それが正統な行為であることをアピールして、一件落着。 あの兄ちゃん、前からイヤホンが飛んできたの、気付いてたんじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、でもまあ、イギリス人っぽいロン毛の姉ちゃんの極限までリクライニング倒し攻撃に黙って耐えていたに違いないので、ま、許してやるかぁ…と。 こういう点では、めっちゃ大人っすからね、僕って。

 んなことで、今回、わりとラッキーマンな滑り出しだったりしたんっすが、で、東京駅で 「こまち」 に乗り換えて、こっちのほうは特段、ネタになるような事象もなく、無事、雫石駅に到着〜。 盛岡市内の桜がアカンっぽいので、最初の目的地を 雫石川園地の桜並木 に切り換えたんっすよね。 雫石と言えばスキーのワールドカップ、小岩井農場、もしくは、 航空機事故 のイメージ。 ヤベぇっすよね、これ。 桑名でも小型機とヘリコプターの衝突事故があったりしたんっすが、んーと、 これ っすか。 こちらも当初、自衛隊の飛行機と衝突した! …みたいなデマが出回っていて、で、地上では出口さんちと、もう1件が全焼しちゃいました。 確か、犬が1匹、犠牲になったような。 とばっちりもいいところなんっすが、お詫びに 「ふぐちり」 くらい、奢って貰えたんっすかね? それではまったく割に合わない気もするんっすが、で、一方、小岩井と言えば、レーズン・アンド・バター。 バターを生で食うんか!? …というのが、子供には衝撃的だったんっすが、で、雫石駅。 秋田新幹線は一部の列車しか止まらないし、在来線のほうは朝と夕方以外は便数が極端に少ないので、プランに組み込むのが難しいんっすが、東京駅 9:08発の 「こまち11号」 が 11:38着。 角館方面に向かう 「こまち17号」 が雫石駅 12:51発なので、ここに組み込めるな…と。 桜が見頃そうだったら、それを見に行けばいいし、アカンかったり、大雨だったりしたら、駅の近くで昼飯を食えばいいし。 探してみたら、駅の構内に 「こびりっ子」 という店があるみたいで、雫石牛入りのジャンボなソーセージをトッピングしたカレー、美味そうやん♪ なんか、下痢便の上に、一本糞っ! …みたいな。 いや、大人なら心の中で思っても、決してそんなことを口に出してはいけません。 で、桜はというと、超見頃♪ …な様相。 で、お天気のほうはというと、15時以降が雨マークで、それまでは曇りっぽくて、ギリ、何とかなりそう? 駅に降り立ったら思ってた以上に閑散としていて、今ひとつランチな気分が盛り上がりそうになかったので、川のほうに行ってみることにしました。


< 雫石川園地の桜並木 (その1) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 まず手始めに、駅前に綺麗に桜が咲いていて、テンション・アップ。 で、川のほうの桜も、おお。 めっちゃ咲いてる♪ これで天気さえよければ完璧だったんっすが、ま、雨が降ってないだけ有り難いと思わなければ。 で、ここはアレっす。 JR雫石駅の南側を流れる雫石川の堤に約150本のソメイヨシノが植えられており、桜並木の中を歩くこともできるほか、堤防に上がれば目線の高さで桜の花を楽しむこともできます。開花期間中は雫石川の上を100匹もの鯉のぼりが泳ぐ光景が出現します。 そういうアレなんっすが、150本って、あまり大したことなくね? …というのが、当初の率直な感想でありました。 似たようなロケーションっぽい 北上展勝地 は1万本あるみたいだし。 テンショー、テンショー、テショ、テショー、テンショー、北上テンショー♪ …と、「尊師マーチ(選挙バージョン)」 の歌詞で歌うことだって出来るし。 展勝地のほうがテンション上がるかも? そんな気はしたんっすが、肝心の桜が盛りを過ぎてしまったっぽいし、微妙に駅から遠そうだし、ま、雫石 (こっち) のほうで、いっかぁ…と。 結果、150本でも必要十分。 ちなみに鯉のぼり100匹のほうは、新型コロナウイルスの影響か、あるいは桜が早く咲きすぎて準備が間に合わなかったのか、理由は不明なんっすが、とりあえず見当たりませんでした。 で、ここ、桜並木の中を歩くこともできるほか、


< 雫石川園地の桜並木 (その2) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 堤防に上がれば目線の高さで桜の花を楽しむこともできる。 そういう仕様になっていたりするんっすが、なるほど、いいっすな。 観光地というより、地元住民の憩いスポットという感じで、ほのぼのとした雰囲気が漂っていて、よかったな♪ …と。 で、駅に戻って、「こびりっ子」 の様子を窺おうとしたところ、えっ? 3月いっぱいで閉店? うわぁぁぁぁ…。 雫石牛入りのジャンボなソーセージがお目当てだったら、ショックで立ち直れなくなるところでしたが、とまあそんなこんなで、次の目的地、角館に向けて、 「こまち」 に乗って、ゴー! この日は上り列車が3分ほど遅れていて、すれ違い待ちで下りのほうもちょっと遅れていて、イライラしてしまったんっすが、翌日には こんな事故 が。 クマと衝突、秋田新幹線に遅れ。 乗務員が車内から現場を確認したがクマは見当たらず、近くの信号所で車両点検を行ったところ車両に異常はなかったため、午後6時頃に運転を再開した。 この事故でこまち27号が59分遅れ、乗客約140人に影響が出た

  こまち 「うわぁぁぁぁぁぁ!」
  く ま 「くまぁぁぁぁぁぁ!」
  ドーン。
  こまち 「 ・・・・・・・ 。 」
  く ま 「 あぶねぇなあ、もぉ!」 スタスタスタスタ
  こまち 「!?」

 こんな状況だったんっすかね? いくら “なんちゃって新幹線” で、大してスピードが出ないとはいえ、くま、強ぇぇぇぇぇぇ! ま、乗員・乗客に怪我人はなく、怪我熊もなく、僕も59分の遅延に巻き込まれずに済んで、とってもラッキーマンでありましたが、運が悪ければ、「うーん、こまっちんぐぅ♪」 by コマチ先生になっちゃうところでした。 ちなみに秋田県の湯沢市では 「小町まつり」 というのが行われるみたいなんっすが、7人の小町娘の撮影会(有料?)なんかもあるみたいで、ちょっといいかも? 少なくとも、桑名の 「十念寺まつり」 の 七福神とミス桑名を写す会 よりはマシだと思うんっすが、邪魔や、どけ、七福神! そう、言いたくなっちゃいますもんね、あれ。 とまあそんなこんなで、この続きはまた、次回☆

 んなことで、今日はデイヴ・ハバードっす。 謎キャラなんっすが、デイヴ・パイク + フレディ・ハバード ÷ 2 みたいな? どういう経緯で入手したのか、記憶が定かではないんっすが、とりあえず手元に音源があったので、取り上げてみたいと思います。 『デイヴ・ハバード』 という、何の捻りもないタイトルのアルバム。 1971年のメインストリーム盤っす。 メインストリームなら、それなりに本流なんだろうな。 そんな予感はあるんっすが、これぞ最強のメインストリーム隠れ名盤! ロニー・リストン・スミスのコズミック・エコーズでも活躍したテナー奏者デイヴ・ハバードの数少ないリーダー作品。アルバート・デイリーのエレピがうなるコテコテのジャズ・ファンク・サウンド。 そういったアレである模様。 コテコテっすか。 微妙っすな。 広島のお好み焼きは皿ではなく、鉄板から直接、コテを使って食べるのが本場。 そんな話を聞いたことがあるので、それは是非とも真似したいところなんっすが、コテ2本で食べるという話は聞いたことがないので、コテコテは、ちょっと…。 コテコテを肯定する人を否定するワケではないんっすが、人には好みというのがありますからね。 僕は子役時代の間下このみと、ブルボンの 「味ごのみ」 が好みなんっすが、亀田の 「つまみ種」 は、ちょっと…。 調べてみたら 「味ごのみ」 には小魚みたいなヤツが入ってるけど、「つまみ種」 には入ってないっぽい? じゃ、「つまみ種」 のほうが、いいじゃん! そんな気がしないでもないんっすが、 つまみ種、味ごのみで好きな中身 。 小魚! いりこ! 小魚! エエぇぇぇぇ…。 このガールズ達とは、あまりいい “つまみ” を食べられそうにありませんが、私はピーナツ揚げとはちみつ揚げが好きで。 このガールズがいいっすな。 とまあそんなことで、では、演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 まずは1曲目、 「ブーガ・バップ」 。 デイヴ・ハバードのオリジナルなんっすが、当時、時代の先端をいくダンス音楽だった “ブーガルー” と、ジャズの古典的な “バップ” を融合させた感じ? ブーガルー (Boogaloo, Bugalu) は、1965年から1970年ごろにかけて主にニューヨークで流行したラテン音楽の一種。 いや、ぜんぜん時代の先端じゃないっすな。 ルー・ドナルドソンの「アリゲーター・ブーガルー」 が1967年っすか。 デイヴ・ハバードくん、やや時代に乗り遅れた感はありますが、ちぃっぴり不器用な、そんな貴方が好きっ♪ そんな趣向の娘も、世の中にはいたりするかも知れません。 蓼食う虫も好き好き。 好きな諺 (ことわざ) のひとつなんっすが、 「蓼」 という漢字を書ける気がしないので、座右の銘にはしません。 座右の銘は 「おかわり」 。 こんなのでいいっすよね。 意味、わかんないっすけど。 で、曲のほうはというと、そこまでブーガルーっぽくはありませんな。 ジャズ・ブーガルー路線は、今の耳で聞くと激ダサなので、 「…っぽくない」 のは正解かと思われますが、緩い8ビート(?)をバックに、デイヴ・ハバードが、しょっぱいトーンで、ファンクなテナーを吹く。 そんな感じ。 テーマそのものはシンプルで、バップと言われれば、そうかな? …と。 あ、でも、違うな…と。 でもまあ、タイトルはどうでもいいな…と。 テナー・ソロはちょっぴりネチっこい感じで、ソウルフルではあるな…と。 でもまあ、僧侶フリチンよりはぜんぜんマシだと思うし、ていうか、そんな煩悩丸出しの僧侶、何とかしろよ! …と。 で、続くアルバート・デイリーのエレピは、うなっているな…と。 寡聞にしてよく知らんのっすが、普通にイケてるな…っと。 でもって、テーマに戻って、おしまい。 いかにも70年代っぽくて、悪くはないと思います。

 で、次。 アルバート・デイリーのオリジナルで、 「パティエンス」 「聴衆」 っすかね? 最初 「パティ塩酢」 と変換されて、しょっぱいのか、酸っぱいのか、はっきりしろ! そう、言いたくなってしまったんっすが、patience (意味) 忍耐、我慢、辛抱強さ、根気 (カナ) ペイシェンス、ペイシャンス。 あ、意味も読み方も違ってました。 「聴衆」 は audience っすか。 何となく 「そうでガンス」 っぽい英単語だと記憶していたんっすが、惜しい! 言うほど、惜しいか? …と言われると、かなり微妙な気もするんっすが、で、「パティエンス」 改め 「ペイシェンス」 。 言うほど忍耐や我慢を強いるものではなく、どちらかというと能天気な曲調なんっすが、微妙にアフリカンなブルースというか。 ソロ・パートでは時折、フリーキーなトーンを用いて、フリスキー・モンプチな世界を構築していたりして、ちょっと小難しいな…と。 続くアルバート・デイリーのエレピはグルーヴ感があって、いいな♪ …と。 次第に熱くなっていく感がたまらなくて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 ということで、次。 同じくデイリーくんのオリジナルで、 「デイリー・ブレッド」 。 デイリーヤマザキのパンっすかね? デイ・ヤマはコンビニとしてはややマイナーなんっすが、根がパン屋だけに、パンが美味しいっすよね。 岐阜営業所に勤務している頃は、美濃加茂からの帰り道、よく坂祝の店に寄っていたんっすが、 デイリーヤマザキ坂祝酒倉店 。 今年の3月で閉店してるやん! 「こびりっ子」 共々、新年度を迎えられなかったようで、寂しい…。 ちなみに、坂祝と書いて、「さかほぎ」 。 言祝ぐ (ことほぐ) からの連想で、読めなくもないんっすが、難読っすよね。 「難読地名・坂祝(さはほぎ)」。 そんな看板が近くに立っていたんっすが、難読なコンビニで、ナンドックを買って食べるのが、僕は好きでした。 で、曲のほうはというと、変則ビ・バップといった感じで、何か変。 個人的にあまり好きにはなれなかったりするんっすが、誰にだって好き嫌いはありますよね。 人間だもの。 ま、テナー、エレピと続くソロそのものは悪くはないと思うし、で、最後、コンガの人が、コンコンコンコン、ガガガガガッ♪ …と頑張って、でもって、変なテーマに戻って、おしまい。

 で、次。 「B.C.」  デイブ・ハバードのオリジナルなんっすが、いいっすよね。 デブになるくらい、森永の ハーバード を食ってそうで。 世間ではチョイス派とハーバード派で、論争が繰り広げられていた模様でありますが、 チョイスをチョイスするヤツ、いるんか? そんな気がするくらい、個人的には断然、ハーバード派でありました。 クリームが挟んであってこその、お菓子やろ!? …と。 パカッと上の部分を外して、中のクリームを歯でこそげて食べるのが好きだったんっすが、森永チョイスにそんな芸当、出来るか? (いや、出来やしない。) 反語で反論したくなるくらい。 で、演奏のほうはというと、エレピのイントロが、めっちゃいい感じ。 その後、くすんだトーンのテナーが、やや複雑なテーマを演奏するんっすが、新主流派っぽくて、いいな♪ …と。 ちょっぴりジョー・ヘンダーソンっぽい感じ? で、ハバードのソロは、激しいタイコに煽られて、次第にヒートアップしていく様が、熱いな! …と。 ヒートアップと言えば、明治のコーラアップって、そんなに美味しくなかったよな? そんな記憶があるんっすが、何か、コーラの味が薄っぺらいような? 薄っぺらいコーラの瓶のような形状をしていたので、やむを得ないのかも知れませんが、そもそもグミがそんなに好きではなかったりするし。 やっぱ、ゼリービーンズやろ? …と。 で、続いてエレピのソロ。 こちらもなかなかの熱さだったりするんっすが、最後はベースの人がいい感じに締めて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 4分58秒という短めの演奏なんっすが、熱さが凝縮されていたゾ! …っと。

 で、次。 ハバードのオリジナルで、 「ワン・フォー・ベッキー」 。 ゲス不倫に捧げられた何かっすかね? 友達で押し通す予定!笑 逆に堂々とできるキッカケになるかも ありがとう文春! センテンス スプリング! 懐かしいっすな。 ベッキー、クッキー、八代亜紀。 本人達にとっては、アンラッキーな出来事でありましたが、ベッキーに捧げられた何らかの曲はというと、何とも清らかなバラードに仕上がっていて、いいな♪ …と。 これでベッキーの汚 (けが) れた心も、濯 (そそ) がれたのではなかろうかと。 ベッキー (1984年3月6日 - ) は、日本のタレント、女優、歌手である。歌手活動時の名義は 「ベッキー♪♯」 である。 え? いつの間に、そんな名前に…。 「べっ☆きー」 ではアカンかったんっすかね? ま、アカンかったんでしょうな。 僕も、いいとは思えなかったりするんっすが、んなことで、次。 「サム・アザー・ブルース」 。 どこかで聞いたことがあるような? …と思ったら、コルトレーンの曲なんっすな。 シンプルなブルースなんっすが、演奏はと言うと、心なしか、コルトレーンっぽいような? で、アルバート・デイリーは、ここでは生ピアノを弾いてます。 生でもイケるんっすな。 はらぺこツインズの これ 、個人的にはかなりドン引きなんっすが、うわ、海老味噌、生ですすっとる…。 この双子姉妹が桑名出身でなければ、切り捨てるところなんっすが、 こっちの動画 では安永餅じゃなくて、四日市の なが餅 ( ← パチモン) なんか食べてるし。 ま、これはスポンサーの都合とかもあるんでしょうが、で、しぐれ煮は総本家貝新の新七商店っすか。 各家庭によって、しぐれ屋の贔屓があったりするんっすよね。 で、給食に 「しぐれご飯」 っすか。 僕が小学生だった頃、5〜6年くらいまでは ( “桑名○ン” の不味い) パン・オンリーで、高学年になって初めて、週に何度が “米飯給食” が出るようになったんっすよね。 が、「しぐれご飯」というのは、なかったっすな。 ここ にも 「しぐれごはん」 の話が出てくるので、今ではすっかり一般化した模様なんっすが、で、海老や牡蠣はともかく、生のピアノというのは、やっぱりいいな♪ …と。

 で、ラストっす。 デイヴ・ハバードのオリジナルで、 「T・B’S ブルース」 。 ピアノはまたエレキに戻るんっすが、これはこれで、悪くないな…と。 みんな違って、みんないい。 で、ハバードが吹いてるのは何なんっすかね? テナーではないと思うんっすが、ソプラノ・サックスとも微妙に違うような気がするし、ま、それはそうと、ちょっぴりラテンのフレーバーな、なかなかの名曲っすな、これ。 謎楽器 → エレピと続くソロはどちらも出来がいいし、3分54秒という短い演奏だったんっすが、最後を飾るのに相応しかったな…と。 んなことで、今日のところは 以上っす。

【総合評価】 謎キャラなんっすが、出来は完璧でした。 まさに、これぞ最強のメインストリーム隠れ名盤! アルバート・デイリーのエレピがうなる、言うほどコテコテではないジャズ・ファンク・サウンド炸裂! …で、オススメ☆


INDEX
BACK NEXT