GAME OF CHANCE (CHALLENGE RECORDS)

RICK MARGITZA (1996/10/15,16)

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【パーソネル】

RICK MARGITZA (ts,ss) JEFF GARDNER (p) LARS DANIELSSON (b) JOHN VIDACOVICH (ds)
【収録曲】

(01-04) GOOD QUESTION / AUGUST IN PARIS / 13 BAR BLUES / CARELESS
(05-07) BLADES RUN / BIRD SHIT (FOR CHARLIE PARKER) / JAZZ PRELUDE #9
(08-10) NO MINOR AFFAIR / CIDADE VAZIA / GAME OF CHANCE
【解説】 ( 2023年08月13日更新 / 連載 1,546回 )

 8月11日 「今日は何の日」 。 “山の日” っすよね、とりあえず。 いつ、何のために制定されたのかよく分からない謎の祝日の筆頭なんっすが、ま、別に何だっていいんっすけどね、仕事さえ休めれば。 微妙に盆休みと繋がるので、 「プレ盆の日」 という位置づけになるんっすが、8月15日がお盆、14日がお盆イブ、13日がお盆イブイブなので、どうせなら8月12日にしてくれればよかったのに。 が、そう出来なかった理由があるんっすよね。 えーと、 山の日 は、2014年(平成26年)に制定された。祝日法2条では、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」 ことを趣旨としている。なお、祝日法では第2条で各祝日の趣旨を規定しているが、由来については規定しておらず、山の日の由来も同法には明示されていない。 マジで何のために制定されたのかよく分からない謎の祝日なんっすな。 「海の日」 があるんやから、「山の日」 があってもエエんちゃう? …という、海山商事 (←マスオさんの勤務先) の陰謀っすかね? 海のものとも山のものともつかない、怪しい商事会社なんっすが、えーと、 株式会社海山商事 。 秩父にあるんっすな。 山のものだったんっすな。 となると、マスオさんとか、アナゴくんとか、 “海のもの派” は冷遇されているに違いありませんが、 マス(鱒) は、サケ目サケ科に属し日本語名に「マス」がつく魚、または日本で一般にサケ類(サケ(通称でシロザケ、いわゆる鮭)、ベニザケ、キングサーモンなど)と呼ばれる魚以外のサケ科の魚をまとめた総称。マス、トラウト共にサケ類の陸封型の魚、及び降海する前の型の魚を指すことが多い。 あ、マスオさん、陸封型やん。 “山のもの” やん。 となると、アナゴくんだけが反主流派ということになるんっすが、アナゴくんって、タラコ唇がキモいんじゃぁぁぁ! タラコ、嫌いなんじゃぁぁぁぁぁ! 干されて当然なんじゃぁぁぁぁぁ! お前なんか、三島食品の 「あかり(乾燥辛子たらこ)」 になってまえ! あ、ちょっぴり私怨が入ってしまいましたが、で、海山商事。 製作金物・ステンレス加工等金属工事の会社なんっすな。 社名と業務形態が今ひとつマッチしていないんっすが、資本金 10,000,000円。 えーと、いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうまん、ひゃくまん、いっせんまん! 従業員数が書かれていないので、中小企業なのかどうかは中小企業診断士の診断が待たれるところでありますが、「なんでホタルすぐ死んだん?」 『火垂るの墓』の節子の診断には疑問符が付くし。

 で、「山の日」。 2013年6月30日に「山の日」 制定議員連盟が開いた総会にて、6月上旬、海の日の翌日、お盆前、日曜日を祝日とする案の中から、お盆休みと連続させやすい利点があるとして、お盆前の8月12日を祝日とする案が採用された。 あ、当初は8月12日だったんっすな。 お盆休みと連続させやすい利点があるとするなら、当然そうなるんっすが、しかし8月12日は、1985年(昭和60年)に犠牲者が世界最多の単独事故である日本航空123便墜落事故が発生した日であり、しかも123便が墜落した場所も御巣鷹の尾根、つまり「山」という事から、御巣鷹の尾根がある群馬県選出の衆議院議員小渕優子らが 「JAL123便事故が起きた日をお祝いするのは違和感を覚える。これでは山の日ではなく『御巣鷹山の日』になってしまう」 と懸念を示し、うんぬん。 ああ…。  “あの日” のことは鮮明に覚えております。 文鮮明 (ぶんせんめい) のことは、そんなに鮮明に覚えていないんっすが、何でもいいけど 「ショコラーナ姫」 って、統一教会絡みなんっすかね? お盆休み前、某町の上下水道課の人から、マンポンが回りっぱなしになっているので見て欲しい。 そんな依頼を受けたので、少し離れた所に車を止めて見に行ったんっすが、で、車に戻ったところ、「すいませーん」 と、自転車に乗った若いギャルに声を掛けられたんっすよね。 自転車の後ろのほうに幟が立っていたので、日本一周旅行中? …と思ったら、そうではなく、「アイスがあるんで、ちょっと見て貰えませんか?」 クソ暑い日だったので、ちょうどエエやん♪ …と思って、クーラーボックスの中を覗いてみると、アイスではなく、カヌレ? 「いくらなん?」「ちょっと高いんですけど…」 「うん。」 「2,300円…」 高っ! マジで高っ! カヌレの下には四角い箱が3つパックになっている奴があったので、「こっちのは?」 「こちらは常温で保存出来るタイプで、お持ち帰りすることも出来て…」 「いくら?」「1,400円です!」 3箱で1,400円ならお値打ちっすよね。 「じゃ、それ貰うわ。」 「ありがとうございます! どの味にしますか?」 3箱で1,400円ちゃうんかい! まあ、でも、2,300円のカヌレに比べると、お値打ちに思えてしまうので、なかなか巧妙な手口だったりするんっすが、とまあそんなことで、「ショコラーナ姫」。 後からこっそりネットで 「カヌレ 自転車販売」 でググってみたら、サジェスト機能に 「宗教」とか出て来て、うーん…。

  これ や! まさしく、この出で立ちや! ああ、このオバチャン、欺されて…。 このクソ暑いのに、こんな暑苦しい服装の奴らだったら無視するところだったんっすが、僕が遭遇したのは白い服を着た、元気で明るく爽やかな若いギャルでしたからね。 で、この株式会社 浦口電機の人、カヌレを買ったことを微塵も後悔していない様子でありますが、それは僕も同じく。 チョコレート系のケーキなら外れはないだろうし、パッケージの “姫” も可愛いし。 えーと、 訪問販売でしか手に入らない!? ショコラーナ姫1300円のところ 1000円に値切って購入しました! えっ? えっ? 他の情報にも、1100〜1300円くらいで売られていると書いてあったんっすが、もしかして、微妙にボラれた? あ、でも、この “姫” には、+100〜400円分くらいの価値はあるから! クソ暑いなか、頑張って自転車で走り回っているギャルへの、ねぎらいの意味を込めての投資だから! ねぎらいなのに値切るとか、無いから! ねぎ だって1本99円くらいするから! で、問題は味だから! 1400円相当に美味しければ、ぜんぜん問題ないから! で、えーと、味は正直に言うと…、あまり美味しくない…。 正直に言うなぁぁぁぁ! 何でも正直に言えばいいと思ったら、それは大きな間違いだから! 正直者が馬鹿を見る。 そんな世の中であることを思い知るがいいんっすが、ざっと調べてみた限り、 “姫” と統一教会との関係はそんなに文鮮明ではなかったし、 で、えーと、1985年(昭和60年)に犠牲者が世界最多の単独事故である日本航空123便墜落事故が発生した日。 “あの日” のことは鮮明に覚えております。

 当時、僕は高校3年生。 通っていた某・海星高校の野球部が甲子園に出ることになって、翌日、応援に行くことになっていたんっすよね。 えーと、第67回全国高等学校野球選手権大会 。 優勝校 PL学園 (大阪、2年ぶり3回目)っすか。 桑田・清原、最後の夏っすよね。 え? 優勝したんでしたっけ? 何か、割と負けてた記憶があるんっすが、センバツでは高知の無名の公立高校 (伊野商業) の眼鏡ピッチャー(渡辺智男)に、やられましたよね。 夏は取手二高に負けたような? 僕は当時、熱心なアンチ桑田だったので、その敗北を祝って、オリジナルの歌を作ったりしたんっすが、 『PLが決勝で負けた』 というタイトル。 PLが〜、決勝で負けた、取手二高に〜、9回にホームラン打ち、追いついたけど〜、アホの桑田が10回表〜、なんちゃら、かんちゃら、あっさり負〜けた〜♪ 「なんちゃら、かんちゃら」 の部分は失念しました。 誰も知らない歌なんだから、適当に書いとけばエエやん。 そう、思われるかも知れませんが、僕は正直者だから! 頭がいいのと、顔がいいのと、性格がいいのと、正直なのが取り柄だから! 性格が悪そうなアホの桑田とは違うから! いや、桑田は清原とは違って、めっちゃ頭がいいイメージなんっすが、あ、でも、間違いなく性格は悪いから! んーと、 これ 。 あ、高校2年の夏でしたか。 「桑田が言ってたよ、これが茨城県一のチームですかって。2年生に、こんなこと言わせておいていいんか」 うわ、性格、悪っ! こんなんだから、嫌われるんっすよね。 で、相対的に清原が持ち上げられるんっすよね。 で、あ、「アホの桑田が10回表〜、3点取られ〜て〜、あっさり負〜けた〜♪」 だったかも? ま、別にどうだっていいんっすが、その翌年の夏、8月13日の第4試合。

 海星 11 - 1 和歌山工

 これが当時、僕が甲子園で応援した試合であります。 当時はまだ、初戦は 「東西対決」 の形だったんっすよね。 が、三重県は東日本扱いになっていて、西日本の和歌山県との “隣県対決” になってしまった…と。 隣県と言っても、海星高校のある四日市と和歌山とは、めっちゃ離れていて、隣県感は皆無だったりしたんっすが、で、和歌山県と言えば、あの 箕島 対 星稜 延長18回 の箕島があるところで、めっちゃ強豪なイメージ。 あの仕合は 白酒屋 で かき氷を食べながら、テレビで見てましたな。 家に帰っても、まだ延長戦が続いていて、ビビったんっすが、12回裏、2アウトからの同点ホームランとか、14回裏、ランナー3塁、サヨナラのチャンス! …からの隠し球とか、16回裏、簡単に二死。続く森川の打球は一塁ファウルグラウンドへ高く打ち上がり、試合終了かと思われたが、一塁手・加藤のスパイクがこの年から敷かれた人工芝の縁に引っかかり転倒したため捕れず。これにより命拾いした森川は、カウント2-1から左中間スタンドへ同点本塁打を放つ。 ヤバ過ぎましたよね。 で、一方、星陵と言えば、センバツの これ 。 無名の公立高校、頭の先から足の先まで、混じりっけの無い純白のユニフォーム、身長164センチの小さな大エース・伊藤龍太。 日本人ウケ要素マックスなチームでしたよね、桑名西。 3連投となった準決勝では、名将・木内監督( ← 元・取手二高の監督)率いる常総学院にボコボコに打たれて玉砕したのも、悲運感が高まって、よかったな…と。 伊藤って、間違いなく純粋な桑名人やろ? …という名字なのもポイントが高いっすよね。 ま、それはそうと、高校3年生の夏に甲子園で生で見た試合。 海星 11 - 1 和歌山工。 楽勝でしたな。 1回にいきなり1点を取られたんっすが、その後、すぐに逆転して、あとは余裕。 簑島と、智弁和歌山と、市立和歌山じゃない和歌山。 雑魚でしたな。 これが和歌山県一のチームですか? ああん?

 で、8月11日 「今日は何の日」 。 「山の日」 が制定された理由がどんなものであれ、別に何だっていいんっすけどね、仕事さえ休めれば。 そんな話を冒頭に書いたんっすが、実は仕事を休めませんでした。 誰が悪いのかと言うと、僕が悪いんっすが、そうそう。 そうやって、いつも僕を “悪者” にして、それで気が済むんだったら、もう何も言いません。 ま、実際、僕が悪いんだし。 1年ほど前、某町の上水道管理事務所の敷地内に仮設の現場事務所を設置したんっすが、コピー機はあるし、Wi-Fi でネットにも繋がるし、わざわざ津の会社まで行く必要はねぇな…と。 1〜2週間に1回くらいは、不測の事態で津の会社に行かなければならなくなってしまうんっすが、先日、事務員さんから電話が掛かって来て、「お盆休み前に片付けたい伝票があるんですが、今度はいつ、会社に来られますかぁ?」 …と。 えーと、11日からお盆休みだし、その前ということなら、ま、10日には…。 それに先立つ8月7日(月)、某・伊賀市というところに行く用事がありました。 前回 参照、下団(げだん)改め、JSの工事の関係で、8月2日の予定だった定例会が、諸般の事情でこの日に延びたんっすよね。 とりあえず、面倒な要件を先延ばしにすることが出来て、ラッキーだったんっすが、結局はその面倒な要件を、いつかは片付けなければならなくなっちゃうんっすよね。 でもまあ、8月6日辺りに空から 「恐怖の大王」 が降ってきて、人類が滅亡しちゃうかも知れないし、ま、結局、そんなものは降ってこなくて、人類は生き延びてしまったんっすが、その定例会も何とか片付いて、さ、直帰しよう! …と車を走らせていると、一緒に定例会に参加していた営業のローランドくん(仮名)から電話が。 本名は、日本の楽器メーカーで、ヤマハじゃないほう。 そんなヒントで察して頂きたいんっすが、何でもいいけどローランドって、日本の楽器メーカーだったんっすな。 で、その電話というのが、「サバさん(仮名)、請求書渡すの、忘れとったわ。」 どうやら、営業部長から請求書ほかの書類をサバくん(仮名)に渡すように頼まれてたらしいんっすが、すっかり忘れてた。 テヘッ♪ そういうアレらしいんっすが、「急ぎなん?」 「だと思いますよ。」 「 ・・・・・ 。 」  ここで、三重県の道路事情を見て頂きましょう。 んーと、これ

 某・伊賀市というのはアレっす。 桑名から東名阪道を走って亀山まで南下して、そこから伊勢自動車道ではなく、名阪国道のほうへと走った先。 元々は上野市というのがこの辺りの中心都市だったんっすが、上野市・伊賀町・島ヶ原村・阿山町・大山田村・青山町の1市6町が合併した際、由緒ある 「上野」 という名前を捨てて、格下である 「伊賀」 を名乗ることになりました。 “伊賀” のほうが忍者で、知名度があるやん! …というのが理由ではないかと思われますが、旧・上野市民は無念だったでしょうな。 その真鍮、察するに海女リアル、いや、そんな写実的な海女さんの真鍮製のフィギュアではなく、その心中、察するに余りあるんっすが、その伊賀市から亀山を経由して、東名阪で桑名まで北上しようとしていた僕に対して、ローランドくん(仮名)は、伊勢自動車道を走って津方面へ向かおうとしていた…と。 「安濃のサービスエリアで落ち合いましょうか?」 「 ・・・・・ 。 」 安濃のサービスエリアというのは先ほどの地図で言う、芸濃ICの先、津ICとの間。 桑名に帰るには、まったく反対方向になってしまうんっすが、急ぎとなれば、仕方がありません。 「 ・・・・・ 。 」 で、そこで重要書類を受け取って、津ICで高速を降りて、で、その後、どうするか。 頑張って15分ほど走って会社に寄れば、10日は現場に直行・家に直帰することが可能になるんっすが、うーん、面倒(めんど)い…。 8月8日辺りに空から 「恐怖の大王」 が降ってきて、人類が滅亡しちゃうかも知れないし、とりあえず面倒は先延ばしにしておこうかぁ…と。 また高速に乗って帰るというのも何か癪なので、その日は国道23号線 (下道) で帰ることにしました。 この決断が後に、さらなる面倒を引き起こすことになるんっすが、この話、後半へ続く。

 ということで、今日はリック・マーギッツアっす。 ローマ字カナ変換、しにくいっす。 「まーぎっちゅあ」 になっちゃいます。 もう、立区真木中亜に改名しろ! …と、日本人への帰化を申請したくなっちゃいます。 ま、立区真木中亜は立区真木中亜で、それなりに面倒なので、もう、立区(りっ・く@中国国籍) で、エエやん! …と。 “足” を足せば、足立区になるし。 で、この人はアレっす。リック・マーギッツァ(Rick Margitza、1961年10月24日 - )は、アメリカのジャズ・テナー・サクソフォーン奏者である。(中略) 1980年代になるとメイナード・ファーガソンやフローラ・プリムと一緒にツアーを行い、1988年にニューヨークへ移ると、そこでマイルス・デイヴィスと演奏するようになった。 1989年から1991年の間に、マーギッツァはブルーノートから3つのセッションをリリースし、その後、エディ・ゴメス、トニー・ウィリアムス、ボビー・ハッチャーソン、マリア・シュナイダー、マッコイ・タイナー、チック・コリアらを含むさまざまなミュージシャンと豊富なレコーディングを行った。また、サックス協奏曲と、オーケストラのための2つの交響曲を作曲した。 そういった経歴の持ち主であるみたいなんっすが、交響曲とか、佐村河内守でも書けるし! ゴーストライターに頼むだけだし! あ、僕の負けず嫌いな一面が前面に出てしまいましたが、マイルスと共演してきた、本物のトップに教わろう。 何か、凄いプログラムがありますな。 僕は無論、マイルスと共演したことはないし、本物のトップでもないんっすが、洗剤はトップを愛用しているし! 酵素パワーだし! フランス共和国のパリで、4週間(27泊)で、レッスン週3回で 795,210円(税込) っすか。 泣く子に(7952)ジュー(10)っと、お灸をすえる。 そう、思えておくといいかも知れませんが、熱いがな! 余計に泣くがな!

 で、今日はそんなリックの 『ゲーム・オブ・チャンス』 というアルバムを取り上げてみたいと思います。 1996年の録音っす。 シンプルなワンホーン・カルテットっす。 リッくんはテナー以外にソプラノも吹いてるみたいっす。 TSUTAYA DISCAS で見つけたので、とりあえず頼んでみました。 旧作借り放題なので、ハズレを恐れず、どんどん借りられてありがたいんっすが、結論から先に言っておきましょう。 大当たりでした。 マイルス・デイヴィス・グループやマリア・シュナイダー・オーケストラで活躍後パリに拠点を移したアメリカ人テナー奏者リック・マーギッツァがジェフ・ガードナー・トリオを従えワン・ホーンでダイナミックにブロウ! リックが最も熱かった1990年代のスタジオ快作! …でありました。 強いて言えば、全部で10曲も入っているので、解説の途中で面倒になるに違いないのが難点だったりするんっすが、後半は適当に流すなどして、この難局を乗り切ろうかと。 ということで、まずは1曲目、 「グッド・クエスチョン」 。 誰の曲かって? それは 「いい質問」 でありますな。 で、その答えは、知らん…。 ま、多分、リックのオリジナルちゃうん? で、これがまた、業界屈指の美メロだったりするんっすが、ピアノによるイントロはちょっぴり環境音楽のような、続くテーマはモーダルなような、そこはかとなくM-BASE のような。 で、そこからテナーのソロへと流れていくんっすが、そんなに小難しくはなく、かといって、オーソドックスなスタイルに安住するでなく、寿司の王様っぽく、スムーズによく歌っているな…と。 ちなみに “安住” は「あずみ」ではなく、「あんじゅう」と読んで頂きたいんっすが、でないと、安寿と厨子王っぽくならなかったりしますからね。 で、リックが燃え尽きて、舞台の袖に引き下がるタイミングで、パチパチパチパチという拍手の音が。 ライブだったんっすな、これ。 で、続くピアノのソロはジェフ・ガードナーとかいう人。 寡聞にしてよく知らんのっすが、ちょっぴりECMっぽい、クリアで透明で賢そうなスタイルでありますな。 松田聖子の何番目かの旦那? 恋人? …が、ジェフ君でしたよね、確か。 ジェフ君 が、松田聖子さんとの交際の本を書き読みました。麻薬のエクスタシーを使ったと書かれていて、松田聖子さんは、こんな女性なんだとがっかりしました。 しかしのちにジェフ君は、あれは嘘と告白したよね?ジェフ君を知っている方々は老人ですか? 投稿者の日本語が、ちょっぴり怪しかったりするんっすが、ジェフ君を知っている方々は老人ですか? …って、何て失礼な! 中年でも知ってるちゅうねん! …とまあそんなこんなで、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、よかったっす。

 で、次。 「オーガスト・イン・パリ」 「パリの8月」 っすか。 いいっすよね、パリ。 パリピはパリが好きっすよね。 パーティで 「ぱりんこ」 食べたり。 欧米かと思ったら、米菓か! ぱりーん。 で、これはアレっす。 キャッチーなメロディを持った、ハードバップとモードの狭間を揺れ動くような雰囲気の佳曲。 テーマの後、まず最初にピアノのソロがフィーチャーされるので、あるいはジェフ君のオリジナルだったりするのかも知れませんが、もしくは、じゃなかったりするかも知れません。 で、続いてリッくん登場。 ハードバップとモードの狭間を揺れ動くようなブロウを披露して、でもって、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、よかったっす。 で、次。 「13バー・ブルース」 。 これはアレっす。 13小節のブルースっす。 ブルースは12小節が基本だから、1小節余計っす。 僕は血液型がA型で、性格が几帳面なので、こういう割り切れない感じのヤツが嫌いだったりするんっすが、そもそも純粋なブルースそのものが、そんなに好きではなかったりするし。 …という、嫌な予感が曲名から読み取れたりするんっすが、で、実際に聞いてみたらアレでした。 13小節のブルースでした。 ピアノのイントロは、ちょっぴりファンキーな感じで、で、テーマ部はブルースというより、微妙にジャズ・ロック風? で、リッくんはソプラノを吹いております。 で、それが裏目に出ております。 ソプラノ・サックスって、新主流派っぽい曲調だと都会派アーバンな感じになるんっすが、ブルースとは今ひとつマッチしないような? というか、リッくんのソロ、ちょっと変だし。 ま、全部で10曲もありますからね。 ひとつくらいはハズレが混入していても不思議ではありません。

 で、次。 「ケアレス」 。 ああん、うっかり。 もしくは不注意で、港湾エリアに毒を持ったアリがぁぁぁ。 ケアレスで ヒアリ っす。 ヒアリは 「ヒヤリハット」 では済まされない案件なんっすが、ああん、うっかり。 もしくは不注意と言えば、お盆休み前日の僕。 事務員さんからの厳命で、朝、津の会社に出社することを余儀なくされたんっすが、しばらく会社に寄りつかなかったので、7月分のタイムカードに直行・直帰した日 ( ← ほぼ毎日) の出社時間・退社時間を手書きしたりだとか、社内回覧だとか、東京へ出張へ行った時の旅費精算だとか、施工計画書の表紙に社印を貰ったりだとか、やらなければならないことが、それなりに。 盆休み明けに入る現場で使う電線を倉庫で探し出して持ってこい! …という、面倒な電話も掛かってくるし。 その日は朝から現場仕事が入っていたので、本来なら会社になんか出社している場合じゃなかったんっすよね。 町畑さん (仮名) にお願いして、朝のうちだけ現場に顔を出して貰うことにしたんっすが、町畑さん (仮名)といえば、ここ 参照。 ああん、うっかり。 もしくは不注意で、次亜塩素酸ナトリウムを大量に漏洩させた張本人なので、朝のうちだけ現場に顔を出すくらいは、当然の義務と言っていいと思うんっすが、それでも、なるべく早く現場に駆けつけなければ。 真面目な僕はそんな思いに駆られておりました。 で、面倒な書類を片付けて、盆休み明けに入る現場で使う電線も積み込んで、いざ、伊勢自動車道の津ICを目指して、車を走らせていたんっすが、あれ? そう言えば、表紙に社印を押して貰った「施工計画書」。 あれ、どうしたっけ? 信号待ちの際に、助手席のシートに乱雑に散らばっている書類の山をチェックしてみたんっすが、どこにも見当たらねぇ…。 あれ、割と急ぎだと思われるんっすよね。 8月7日にローランドくん(仮名)から受け取った請求書ほかの書類。 あれと同じ工事なんっすよね。 あの時点で、かなり急いでいるっぽかったんっすが、「施工計画書」 がまだ出来てなかったので、それと一緒に出すかぁ…と。 その日のうちに出さないと、ちょっとヤバい気がしないでもなくて、しゃあない、会社に取りに戻るかぁ…。 で、戻ったら思いきり、机の上に 「施工計画書」 が置いてありました。 いやあ、わざわざ会社に取りに戻った甲斐がありましたな。 これでもう、あの工事は安泰だゾ♪ …っと。 で、 「ケアレス」 。 演奏のほうは、しみじみとしたバラードだったりして、いやぁ、よかったナ♪ …っと。

 で、次。 「ブレイズ・ラン」 。 アップ・テンポの、はっちゃけた感じの曲調で、演奏しているほうは楽しそう。 が、日本人のウケは微妙そう。 そういったアレでありますな。 ジャズに名曲はない。 ただ名演奏があるのみ…らしいので、アドリブの出来が飛び抜けてよかったら、それなりに挽回できそうなんっすが、この曲に関して言えば、うーん、まあまあかな? …っと。 で、次。 「バーズ・シット」 。 括弧して (フォー・チャーリー・パーカー) 。 そういうアレっす。 個人的に純正ビ・バップ曲もそんなに好きではないので期待薄なんっすが、アップ・テンポの純正ビ・バップな曲調で、演奏しているほうは楽しそう。 が、日本人のウケは微妙そう。 以下略。 で、お盆休みの前日。 社印を押して貰った 「施工計画書」 を無事に取り戻して、いざ、伊勢自動車道の津ICを目指して、車を走らせていたんっすが、あれ? そう言えば8月7日にローランドくん(仮名)から受け取った請求書ほかの書類。 あれ、どうしたっけ? あれがなければ、わざわざ 「施工計画書」 を取りに戻った意味がまったく無くなってしまうんっすが、某町の上水道管理事務所の敷地内に設置した現場事務所に置いてきたような気もするし、忘れないように車の助手席に置いたような気もするし、あ、でも、さっき、信号待ちの際に、助手席のシートに乱雑に散らばっている書類の山をチェックしたんっすが、請求書ほかの書類も見当たらなかったような? 現場事務所にある、もしくは、津の会社の机の上に忘れてきた。 その二択で、確率は五分五分なんっすが、さすがに1日のうちに二回も会社へ書類を取りに戻るというのもアレなので、50%の確率に掛けることにして。

 で、次。 「ジャズ・プレリュード#9」 。 クラシック音楽っぽいタイトルで、期待薄な気がしないでもないんっすが、いざ聞いてみたら、ん? 1曲目の 「いい質問」 の亜種っぽい? 今度はソプラノを吹いているっぽいんっすが、こういう曲調にはぴったりフィットして、都会派アーバンな世界が展開されているゾ♪ …っと。 で、次。 「ノー・マイナー・アフェア」 「短調の事象ではない」と言いつつ、わりとマイナー調っぽくて、それでいて、ちょっぴりモーダルな作風だったりして、日本人のウケはよさそう。 で、演奏のほうもなかなか。 で、お盆休みの前日。 何とか昼前には配管の水漏れ修理の監督業務を執り行う現場に到着することが出来て、町畑さん (仮名)とチェンジして、で、修理のほうも順調に片付いて、某町の上水道管理事務所の敷地内に設置されている現場事務所へ。 果たして、請求書ほかの書類はあるのか? ドキドキ。 結論を言っちゃいましょう。 どこにもねぇ…。 慌てて、改めて車の中も探してみたんっすが、やっぱりねぇ…。 やっぱ、津の会社の机の上に忘れてきちゃったっぽいっすな。 わははははは。 1日のうちに二回も会社へ書類を取りに戻るというのはアレなんっすが、あの時に戻るべきでありましたな。 わははははは。 もう、笑うしかねぇ…。 今から津の会社まで、戻って戻れないことはない時間ではあったんっすが、そこからさらに某・三重県の北の端の市まで戻った頃には、役所の営業時間も終わっちゃってるし、もう、間に合わねぇ…。 こんなことなら、請求書ほかの書類、わざわざ8月7日に安濃のサービスエリアまで取りに行く必要はなかったんっすな。 津の会社の机の上に置いといて貰ったら、それで済んだ話やん! ということで、お盆休みの前日。 いつ、書類の催促の電話が掛かってくるか、ドキドキしながら過ごして、が、特に音沙汰も無くて、ラッキー♪ で、8月11日、こっそりと津の会社へ忘れ物を取りに帰ることにしたんっすが、朝の6時半前に家を出たら、ちょうどNHKラジオから 『今日は何の日』 が流れておりました。 世間では 「山の日」 なんっすか。 そうっすか。 祝日っか。 仕事、休みっすか。 僕はこうして 「山の日」 に、やましい休日出勤を余儀なくされているんっすけど? ああん!?

  んなことで、次。 「シダーデ・ヴァジア」 。 正しい読み方不明、意味不明、作曲者不詳。 クールな雰囲気のバラードで、いいと思います。 ただ、8分36秒もあって、ぶっちゃけ、中盤以降はダレます。 で、ラスト。 アルバム・タイトル曲の 「ゲーム・オブ・チャンス」 。 ちょっぴり小難しい感じの曲で、ぶっちゃけ、アルバムの最後を飾るには微妙な気がしないでもないんっすが、本人としては “ちょっぴり前衛的な僕” を見せたかったんでしょうな。 中2〜高1くらいの男子に、よく見られる現象っす。 こうして人は、大人になっていくんだねっ♪ …ということで、今日は以上っす。

【総合評価】 前半は快調でした。 特に1曲目と2曲目と4曲目は神レベル。 その後は予想通り、ちょっとダレてしまいましたが、ま、元から全部で6曲入りのアルバムだと自分に思い込ませれば、きっちり最後まで楽しめる、そんな素敵な1枚に、乾杯♪


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