BAR TALK (ARISTA / NOVUS)

JOHN SCOFIELD (1980/8)

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【パーソネル】

JOHN SCOFIELD (g) STEVE SWALLOW (b) ADAM NUSSBAUM (ds)
【収録曲】

(01-03) BECKON CALL / NEW STRINGS ATTACHED / NEVER
(04-06) HOW TO MARRY A MILLIONAIRE / FAT DANCER / NATURE CALLS
【解説】 ( 2024年12月15日更新 / 連載 1,610回 )

 べるもんたろくもん 。 僕が今まで乗ったことがある観光列車っす。 「べるもんた」 は 「ベル・モンターニュ・エ・メール」 の略。 無駄にクソ長くて、到底覚えられないので、何か「みのもんた」みたいなヤツ。 そんなふうに覚えておけば、ま、60%くらいは正解かと。 富山県内を走る列車で、2024年12月現在、土曜日は城端線の高岡・新高岡〜城端の間、日曜日は氷見線の砺波・新高岡・高岡〜氷見の間で運行しています。 僕が乗ったのは氷見線のほうなんっすが、当時は砺波まで行かずに、新高岡と氷見の間での運行だったかと。 いいっすよね、氷見。 寒ブリで有名っす。 寒ブリ二郎という、冠二郎のパチモン・キャラは無名っす。 僕が適当に考えただけなので、有名になりようがないんっすが、氷見出身の有名人と言えば、藤子不二雄のどっちかのほう。 どっちなのかは忘れたんっすが、「忍者ハットリくん」 のほうだったかと。 「ドラえもん」 のほうは高岡出身っすよね、確か。 どっちなのかは忘れましたが、藤子不二雄のどっちかの実家はお寺で、子供の頃から精進料理しか食べさせて貰えず、大人になってから鰻を食ったら刺激が強すぎて、鼻血を出しちゃったんだとか。 ぼ…僕だって子供の頃、近所の中川ベーカリーで買った「シューベルト」という名前のチョコレートケーキを食べて、鼻血を出したことがあるし!  ま、そんなところで張り合ってもしょうがないんっすが、んーと、これ 。 あ、藤子不二雄Aさんのほうでしたか。 と言われても、どっちがどっちか分からないんっすが、『忍者ハットリくん』『怪物くん』などの作品を手がけた藤子不二雄Aさん。 あ、こっちのほうっすか。 ということは、氷見出身の有名人のほうっすな。 実家が曹洞宗のお寺で、相当に厳しかったみたいなんっすが、ぼ…僕のうちだって、曹洞宗だし! 親父がお亡くなりになって、四十九日まで? …だったか、毎週のようにお坊さんが来て、面倒…あ、いや、気の毒なので、最初と最後だけで大丈夫なんっすけど。 あ、お金は毎週分、ちゃんと払うんで。 そう、さりげなく提案してみたら、お坊さんに怒られちゃったくらい、厳しかったし! で、えーと、氷見線。 雨晴海岸 の辺りは、非常に風光が明媚でありました。 こんなに綺麗に立山連峰は見えなかったんっすが、でもまあ、フーコーの振り子よりは風光が明媚だったな…と。 国立科学博物館 で見たことがあるんっすが、30秒ほど、じーっと眺めていても、地球の自転がまったく実感出来なくて、今ひとつだったんっすよね。

 で、氷見線、風光が明媚なのは雨晴海岸の辺りだけで、それ以外は微妙だったりしたんっすが、伏木の辺りとか、単なる工場地帯だし。 あ、でも、城端線よりはマシだから! そっちは乗ったことがないんっすが、山の中を走るだけなので、多分、つまんねぇだろうなぁ…と。 車内のたのしみ で楽しむしかないんっすが、ちなみに僕は 「ぷち富山湾鮨」 というのを頼みました。 当時は富山の逸品 (1品) が付かないバージョンだったんっすが、富山の逸品とか、珍味系の予感が半端なかったりするので、別に付かなくても問題ないかと。 珍味って、ただ珍しい味というだけで、美味でもなんでもないんじゃあああああ! …というパターンが多いっすからね。 で、富山湾鮨、美味ぇぇぇぇぇぇ! 結果、大満足だったんっすが、座席がカウンターだったのも、よかったっす。 この手の観光列車にお一人様で乗る場合、知らんオッサンと相席になったりするのが苦痛以外の何物でもなくて、二の足を踏んでしまうんっすが、4人掛けの席に、3人組トリオ + ぼっち。 このパターンだったりすると、最悪っすよね。 その3人組トリオに話し掛けて、仲良くなればいいじゃん。 そう、思われるかも知れませんが、僕のどこに、そんなコミュニケーション能力があると思うんじゃあああああ! 知らん人がいない会社の忘年会だって、ぼっちなんじゃああああああ! ということで、続いては 「ろくもん」 。 ピーピーピー、ピーピーピー、ピーピーピー、ピーピーピー、ピーピーピー、ピーピーピー、ピーピーピー (中略) ろくなもんじゃねえ♪ …の略ではなく、フルネームで 「ろくもん」 。 早起きは三文の得…の倍。 そう、覚えておけば 六文銭 (音楽ユニット) かと。 グループ名は、三途の川の渡し賃とされる六文銭に由来とされているが、小室等はサマセット・モーム著 「月と六ペンス」 の 「六ペンス」 を 「六文銭」 と訳したとしている。 サマセット・モームって、何かそんな名前の哺乳類がいますよね。 マーモット 。 あ、これこれ。 で、「六文銭」はアレっすよね。 真田家の家紋 。 長野の真田家に縁(ゆかり)がありそうな地域のパーキングエリアの食堂のメニューに 「六文銭そば」 というのがあったんっすが、んーと、 これ 。  竹輪の輪切り6個(切っただけ)とか、ちょっと物足りない気がするんっすが、恨むなら竹輪の磯辺揚げ3本を家紋にしなかった真田家を恨むしか。

 で、この 「ろくもん」 には今年の春、乗りました。 その時のレビューが こちら 。 一時期、世間を騒がせた「いなば食品」、すっかり下火になっちゃいましたな。 本名が 「いなば君」 である僕としては、騒ぎが沈静化して、ほっとしたような、ちょっと寂しいような…。 で、もう少し読み進むと、ちゃんと 「ろくもん」 の話が出てくるんっすが、思いもかけず、車両の半分くらいが貸切の状態で、非常に快適でありました。 アテンダントのお姉さんは愛想がよくて、愛嬌があって、よく構ってくれたし。 相席問題さえ解決されれば、観光列車は大いにイケると判明した次第でありますが、とまあそんなこんなで、( 前回 までの粗筋) 尾道を散策した。 で、2日目の宿泊地、竹原に移動。 通常は山陽本線で三原駅まで行って、呉線に乗り換えることになるんっすが、こんなの を発見。 列車名の「エトセトラ」という言葉は、ラテン語で「その他いろいろ。等々。…など。」という意味があり、うんぬん。 略して “etc” って書くヤツっすよね。 高速道路の料金所を自動で通過出来るシステムも “ETC” なんっすが、アレは何の略なんっすかね? えーと、タラコは、チェンジ!(E-to、Tarako is Change!) …とか。 個人的に 「ふりかけ」 の中ではタラコが圧倒的に嫌いで、昔やってたフグ田タラオが 「タラコですぅー」とか言ってるコマーシャルには殺意すら覚えてしまったんっすが、んーと、これ 。 あ、ググって、探し出して、見直してみたら、改めて殺意がフツフツと湧き上がってきたんっすが、あと、ワカメに鮭を混ぜて 「鮭わかめ」 にするんじゃねぇ! 鮭はタラコに次いで嫌いなフレーバーなので、サザエさんに登場しない余計な海産物を入れるな! …と。 ノリスケはウザいんっすが、海苔は美味いので、「海苔わかめ」 で、いいじゃん! …と。 バリッザクッ海苔わかめ 。 あ、これ、美味そう♪ 大森屋というのもいいっすよね。 親戚のオッサンのヒロシ(敬称略)が、うちの近くで開業していた八百屋の名前が大森屋でした。 稲葉ヒロシなのに、いなば屋でも、ヒロシ屋でもなく、何故か大森屋。 家のおつかいで買い物に行くと、ヒロシ(敬称略)が好きなお菓子を1個サービスしてくれたので、大森屋 = めっちゃいい店。 そんなイメージが定着しているんっすが、ま、腐ったイカの缶詰を売っていたのは、ちょっとアレなんっすけど。 いや、腐ったイカの缶詰を売っていたワケではないっすな。 イカの缶詰がぜんぜん売れなかった結果、腐っただけっすよね。 なら、ま、しょうがないっすよね。 腐る前に買わなかった客側を責めるべき案件だと思います。 で、 「えっと」は、広島弁で、「たくさんの」「多くの」という意味ももっています。 で、それに瀬戸内海もプラスして、えっと瀬戸…ら。 そんな名前になったのではなかろうかと。 最後の 「ら」 は、何ら? …というと、三原はタコが有名なので、クレクレタコラ の 「ら」 を、取って付けたんじゃね? …と。 小さい頃、見てた、私56歳のおばさんです!懐かしいな! お、同い年のおばさん発見! 今度、酢だこでも突っ突きながら、クレクレタコラを熱く語り合いませんか? 「第222話 砂時計は爆弾の巻、よかったよねー!」「・・・・・・ 。 」 「第197話 一たす一は二十八の巻は、なんじゃそりゃ? …って。」 「・・・・・・ 。 」  いや、僕、小さい頃、見てなかったし…。 なら、誘うなって!

 で、運行状況は こちら 。 尾道から広島まで。 何か、サクッと書かれておりますが、乗車時間は3時間。 遠っ! 新幹線なら尾道の向こうの福山から広島まで、「のぞみ」 で23分くらいなんっすが、何て無駄で遠回りな…。 マニアにしか需要が無さそうに思えるんっすが、尾道から途中の竹原までなら1時間弱。 全席指定なので、必ず座れるし、途中の三原で乗り換える必要もないし、普通に移動の手段として使えそう。 問題は全席指定なので、よく知らんオッサンと相席になる恐れがあることなんっすが、この列車は e5489 で好きな席を選ぶことが出来ないんっすよね。 「あかんご予約」 になってしまう可能性も…。 そもそも、JR西日本なのに、何で 「e5489(いいごよやく)」 なんや? …と。 「a489(ええよやく)」で、エエやん? …と。 ご予約とか、丁寧語にせんでもエエし。 ちなみに車両は こんな感じ 。 呉線は海のすぐ近くを走る区間があるので、断然 「海側」 がいいんっすが、カウンター席は1号車の海側に6席、2号車の海側に2席ほど。 ここが当たってくれればラッキーなんっすが、えーい! 結果は2号車の4-A 。 海側ではあるんすが、変則的な4人席の端っこ。 で、あ、この席、進行方向(広島・宮島口方面)の逆側じゃん…。 いつも前向きな僕、後ろ向きに進むのは嫌なので、今のは無かったことに。 速攻で払い戻しをしたら、相応の手数料を取られてしまったんっすが、後ろ向きの席に座らされるくらいなら、 “罰金” を払ったほうがまだマシかと。 で、新たな気持ちで、新たに席の予約を入れたんっすが、えーい! 結果は2号車の4-A 。 マジかよ…。 こういうのって、適当にランダムで選んでいるのかと思ったら、何らかの意図を持ってこの席を提示していたんっすな。 仕方がないので、払い戻しする前に、もう1席押さえておいて、後から前の席をリリースすることにしたんっすが、えーい! 結果は2号車の6-C 。 相変わらず変則的な4人席ではあるんっすが、窓(海)に向いた席っすな。 隣がオッサンの可能性は拭えないんっすが、ま、これで妥協するかぁ…。 「ろくもん」 みたいに、ガラガラだったりする可能性もあるし。 んなことで、当日。


< 尾道から竹原へ by etSETOra > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 満席でした。 変則的な4人席の、僕の隣は中年ペヤングの片割れのお姉さん、進行方向とは逆側の “嫌な席” に片割れのオッサン、その対面がオタクっぽい感じのお兄さん。 オッサンや、オタク兄さんの顔を正面から見なくてもいいので、意外と大丈夫でした。 隣の席とも、けっこう間隔が開いてるし。 偶然、隣り合わせたことで、仲良くなるような雰囲気は皆無だったんっすが、別段、疎外されてる感じもなかったし、ま、空気のようなものかと。 で、車内のおたのしみは こちら 。 僕が乗ったのは復路(下り)のほうなんっすが、?日常を忘れ、広島の魅力に酔いしれる、上質なトレインバー? 車内のバーカウンターでは、沿線の美味しいお酒やおつまみを提供します。 酒どころ広島ならではの多種多様なお酒とこだわりのおつまみを、本格的なバー空間でゆったりとお愉しみください。 酒、弱いっすよね。 鮭も、ワカメに混ぜるな! …なんっすが、酒は1杯が限界。 「ろくもん」 ではドリンク代が込みだったので、少しでも元を取ろうと思って、シードルを頼んだんっすが、思いのほかアルコール度数が高めで、酔っ払いました。 今回、etSETOraオリジナルカクテル「SETOUCHI BLOSSOM」 というのにソソられたんっすが、ジャパニーズクラフトジン 「桜尾」 っすかぁ。 ジンというのは、アレっすよね。 ジン、ジン、ジン、ソーダとジンで、ケムール人♪ ケムール人って、何か煙たそうっすよね。 酔っ払ってケムール人になって、同じ席の人に煙たがられてもアレなので、自重。 その他、このメニュー だと、「島ごころ レモンサイダー」 に惹かれるものがあるんっすが、「スマック」 も捨てがたいし。 三原のご当地ドリンクらしいんっすが、実は桑名にもあるんっすよね。 というか、桑名のほうが “元祖” かと。 ほれ 。 「この、スマックっていうの、下さーい。」「ありがとうございます。」 「これ、地元でも売ってるんっすよねー。」「えー、そうなんですかぁ。 地元はどちらですかぁ?」 「三重県の桑名ってところなんやけど。」「へぇ〜。(知らねぇ。)」 「・・・・・ 。 」  売店のお姉さんとの会話が盛り上がるかな? …と思って、脳内でシミュレーションしてみたんっすが、そうでもなさそうなので、やめました。 結局、事前に申し込んでおいた 「瀬戸の小箱」 の 〜焼〜 のほうじゃなく、〜チ〜 のほうだけ受け取って、それで僕のお楽しみは終わってしまったんっすが、ちなみに〜焼〜は焼き菓子で、〜チ〜はチョコレート菓子。 チョコ、好きなんっすよね。 チロルチョコとか、フルタのセコイヤチョコとか、セコいチョコが好きなんっすが、たまには高級品を。 思ったよりも箱、小さっ! …だったんっすが、お高いだけあって、美味しかったっす。 食べたあとの空き箱は何か入れるのに使えるし、敷き詰められていた刻みキャベツみたいなのは、ソースをかければ食え…は、しないんっすが、緩衝材として鑑賞することが出来るし、2,000円(税込)でも、決して高くはないな! …と。 チロルチョコなら100個食えるんっすが、それだけ食ったら鼻血出るし!

 で、車窓からの眺めのほうはアレっす。 三原駅と忠海駅の間が、絶景♪ 撮った写真を見返してみたら、どれも似たり寄ったりなんっすが、でも、城端線よりは断然、いいし! ( ←多分。) とまあそんなこんなで、竹原に到着〜。 ここで降りる人も何人かいたんっすが、やっぱ、 憧憬の路 っすかね? このイベント、三重県民である僕でも知ってるくらいなので、全国的に有名なのかと思ったら、鞆の浦のホテル のお兄さんは知りませんでした。 「今日はこれから、どちらに行かれるんですか?」 と聞かれたので、「とりあえず船で尾道に渡って、それから竹原へ。 夜は灯りのイベントがあるんっすが、天気が心配で…。」 そんなふうに答えたんっすが、「へぇ〜、知らないです。」 「・・・・・ 。 」 知らない話は、盛り上がらないっすな。 「昔、パトラッシュっていう犬が出てくるアニメがあったよねー。」 「へぇー。それ、知らんだーすの犬。」「知っとるやん!」 知ってる話なら、これだけ盛り上がるんっすけど。  で、えーと、竹原。 今回、お泊まりするのは こちら 。 鞆の浦のホテルと似たようなコンセプトなんっすが、チェックインの手続きは 旧森川家住宅 で。 駅から歩いて15分くらいの距離なんっすが、「憧憬の路」 に合わせて、今年は途中の商店街でも何かイベントをやっていた模様。 が、僕が通った時は既にお片付けモードに入っていて、 “祭りの終わり感” が、半端ねぇ…。 人通りもほとんど見当たらないし、うーん…。 今日は夜の天気が怪しいので、みんな、昨日のうちに来たんっすかね? 人が少ないほうが写真を撮るには好都合なんっすが、あまり寂しすぎるのも、ちょっと…。  旧森川家住宅の中は、まあまあ賑わっていたんっすが、料金は大人200円。 無論、ホテルの宿泊者は無料(ただ)なので、ちょっぴり優越感に浸れます。 座敷に座って、立派な庭を愛でて、ウェルカムドリンクと、お茶菓子を頂きながら、優雅にチェックインの手続き。 鞆の浦のホテルのお兄さんは、物識らずながらも親切だったんっすが、ここのお兄さんも負けず劣らず、懇切丁寧。 で、鞆の浦のホテルは、お姉さんが車で宿泊場所まで送ってくれたんっすが、こっちのホテルはここで鍵を渡されて、そこからは自力で何とかする方式でありました。 ま、大した距離ではないので、全然いいんっすが、おおっ、あそこに見えるのは 『たまゆら』 の聖地、日の丸写真館! んーと、これカメラ好きの女子高生という設定に惹かれて見てみたら、なかなか面白かったんっすが、いや、女子高生に惹かれたワケじゃないから! カメラ好きに惹かれただけだから! ちなみに僕の推しキャラは 桜田麻音 なんっすが、 『かみちゅ!』 だと 三枝みこ 推しだったり。 いや、女子中学生に惹かれたワケじゃないから! 黒髪ぱっつんが好きなだけだから! とまあそんなこんなで、この続きはまた、次回☆

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 んなことで、今日はジョン・スコフィールドっす。 くそまじめな顔で、「マー、オホホのホ」の人っすよね。 ほれ 。 ラズウェル細木って、漫画が上手な、ただのジャズ・ファンなのかと思ったら、違ったんっすな。 ジャズが好きな、ただの漫画家だったんっすな。 『酒のほそ道』 を見た時はビビったんっすが、主人公がラズウェルじゃない漫画を描いてる! で、ジョン・スコ。 名前はよく知っているんっすが、演奏は聞いたことがないような気がするので、今回、ネタ用に1枚仕入れてみました。 何がいいのかよく分からんので、適当に 『バー・トーク』 というのを買ってみたんっすが、コンテンポラリー・ジャズ・ギターの雄、ジョン・スコフィールド初期の傑作。ビリー・コブハムとジョージ・デュークの双頭バンドや日野皓正との共演で頭角を現した直後の録音にあたり、名手スティーヴ・スワローを含むトリオで多彩な音楽性を披露。アウトするフレージング、粘りのあるトーンはすでにこの時点から確立されている。 そういうアレだそうっす。 いいっすよね、スワロー。 立って食べても、スワロウよ 。 え? スワロウって、名古屋・東海ローカルやったん? ちなみに僕が子供の頃、桑名にはドムドムバーガーしかなかったりしたんっすが、その貴重なドムドムも桑栄メイトと運命を共に…。  で、あ! ついに 「心ふれあう 桑栄メイト」 の看板が…。 僕の “昭和” が終わろうとしていますが、そのスワローと、ドラムスのアダム・ヌサブラム? …を引き連れた、シンプルなトリオ編成。 演目も自作曲中心で、馴染みのないものばかりで、果たしてどうなることやら…。 ジャケットも書くのが面倒そうなのに糞ダサくて、労力の割が合わないっんっすが、さっさと片付けて、楽になってしまおう…と。

 んなことで、1曲目、 「ベックオン・コール」 。 ゲイリー・キャンプベルとかいう人が書いたみたいなんっすが、キャンプで下痢。 何か、変なものでも食べたんっすかね? キャンプ場の湧き水を原因とした下痢原性大腸菌による食中毒事例 。 あ、湧き水というのも、あり得ますな。 キャンプ場の管理会社は、次亜塩素酸ナトリウムを貯水槽へ1日1回投入し消毒を行っていたが、うんぬん。 1日1回は、少な過ぎのような? あまり入れ過ぎると、湧き水なのに塩素臭い! …とか言われそうなんっすが、でも、下痢便漏らしてウンコ臭いよりはエエやろ? …と。 そんな人が書いたものなので、あまり多くは期待出来そうにないんっすが、聞いてみたら、意外と悪くないような? 何と言うか、言葉で表現するのは難しいんっすが、適度にキャッチーなような?  何か地味で、とりとめのない感はあるんっすが、で、そのうち、ギターのソロが登場。 こちらは概ね、小難しいっす。 ベースとドラムスとの絡みで、適度に三位一体感はあるんっすが、 共産党の志位書記局長には負けるような? 四位と三位なら、三位の勝ちなんっすが、相手は志位っすからね。 恣意的に、志位の勝ちにされるかも知れず、とか言ってるうちにスワローのベースが前面に出て来て、最後はタイコの人が前面に出て来て、ギターの単一フレーズの繰り返しと絡んで、でもって、テーマに戻って、おしまい。

 で、次。 ジョン・スコのオリジナルで、 「ニュー・ストリングス・アタッチド」 「付着した新しいストリング」 っすか。 本格翻訳だと、そんなふうに訳されたんっすが、アタッチメントのアタッチっすかね? 馬鹿っすよね。 アタッチ馬鹿よね〜♪ そう、細川たかしが歌っていたんっすが、んーと、これ 。 おお、イントロが “魅惑のムードテナー” っぽい。 で、たかし、若ぇぇぇぇぇ! たかしも若い頃は、若かったのか! 衝撃の新事実でありますが、で、曲のほうはアレっす。 付着した新しい弦やな。 そんな感じ。 出だしの30秒くらいまでは、ちょっぴりアール・クルーっぽくて、聞きやすい? そんな気がしないでもなかったんっすが、その後、新しい弦が付着して、小難しくなります。 時折、素に戻る瞬間があるので、概ね大丈夫なんっすが、で、その後、ギターのソロが登場。 アウトするフレージング、粘りのあるトーンはすでにこの時点から確立されているな…っと。 あ、とっておきのフレーズを使ってしまったので、この先、苦労が懸念されますが、ん? 3分22秒くらいから、何か雰囲気が変わりましたな。 ギターの人がもう1人、急に出て来たような? もしかしたら、スティーブ・スワローのエレベだったりするのかも知れませんが、ファンクなビートを刻んで、でもって、テーマに戻って、おしまい。

 2曲目が終わった時点で、既に書くことが枯渇してきたので、他力にすがるしかないんっすが、んーと、 ジャズCDの個人ページBlog 。 ほ→むぺ→じのほうは リンク を貼らせて貰っているんっすが、んーと、 これ 。 (24/09/30) おかげさまでホームページ開設27周年。 おお、凄ぇぇぇ! 2024年で27周年ということは、1997年からっすか。 空から恐怖の大王が降ってきて人類が滅亡する2年前っすな。 うちのサイトが (Since 1997/09/15) なので、ほぼ同時期なんっすが、カウンターの数字を見たら 1030005。 惜しい! キリ番を取り損ねた…。 ま、1030000 とか、さほどキリはよくないので、別にいいんっすが、ちなみに、うちのサイトの ここ のカウンターは 191576 。 惜しい! 838429カウントほど負けてるぅ…。 でもまあ、 勝負は勝ち負けじゃないし! で、えーと、ブログのほうを無断で勝手に引用させて頂くと、ゲイリー・キャンベル作で8分の6拍子のリズム的にはジャズ色は強いけど、ギターはマイペースな1曲目。 あ、キャンプで下痢ではなかったんっすな。 で、割とスピーディーで8ビート的なノリの2曲目。 あ、そういうアレだったんっすな。 で、3曲目、 「ネバー」 。 これはアレっす。 ねばねば、えばえば、ねばえば、えばねば〜♪ これ じゃないっす。 画面にヤンキー女が登場するんっすが、ドラマ 『不良少女とよばれて』 の主題歌っすからね。 しょうがないっすよね。 ほら、こんな格好をしてたら、不良少女とよばれるよな…と。 イントロのアルトサックス? …が、クソ格好エエんっすが、オーストラリアのロックバンド・ムーヴィング・ピクチャーズの 「Never」 のカバーなんだそうで。 ちなみに歌っている MIE(現・未唯mie)は、元・ピンク・レディーのミー。 で、ジョン・スコの 「ネバー」 はというと、不良とはぜんぜん違う、優良なバラード風のナンバー。 出だしのギターのコード奏法が美しい、割と静かなバラード…っすな。 ギターのソロに入ると、やや変態っぽくなったりするんっすが、時折、オクターブ奏法? …をカマしてくれたりして、頑張ってくれているとは思います。 スワローのエレベのソロらしきものも聞けます。 でもって、テーマに戻って、おしまい。

 で、次。 「ハウ・トゥ・マリー・ア・ミリオンナイレ」 。 読み方は適当。 百万長者と結婚する方法? …と思いつつ、本格翻訳に訳させてみたら、「百万長者と結婚する方法」 。 おお、そのまんま! が、百万長者ではなぁ…。 日産の NOTE の頭金にしかなりませんよね。 100万円ではなく、100万ドルなのかも知れませんが、それだと153,615,000円くらい? 1.5億万長者やん! それなら、顔がちょっと不細工で、性格が最悪なのを我慢しても結婚する価値はありそうなんっすが、で、演奏のほうはアレっす。 ややラテン的なリズムだけど、テーマのギターのコード奏法も凝っている。 そういうアレっす。 個人的には、コード奏法に凝るより、メロンパンナに凝ったほうが、パンナコッタやろ? そんな気がしないでもないんっすが、ジョン・スコ本人がコード奏法に凝りたくてやってることなので、他人がとやかく言う筋合いは、ないな…と。 で、次。 「ファット・ダンサー」 「太った踊り子」 っすか。 運動したほうがいいんじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、いや、運動するためにダンサーになったのかも知れませんけど。 イサム・ノグチの 「太った踊り子」 。 こんなのもあるみたいだし。 で、曲のほうはアレです。 これまでの中で、いちばんキャッチーなメロディを持った佳作。 そのように評価していいのではなかろうかと。 そこはかとなく哀愁味を帯びているので、日本人にはウケがよさそう。 ソロに入ると小難しくなっちゃうのが玉に瑕なんっすが、ま、それがジョン・スコの “個性” だし。

 んなことでラストっす。 「ネイチャー・コールズ」 。 極めて無口なことで知られる小成くん(仮名)が、会社の上司や同僚と飲みに行って、「姉ちゃん、ビール!」 と叫んで、「小成(仮名)も、しゃべるんや!」 と、みんなが驚いた。 そんな “伝説” が、うちの本社に伝えられているんっすが、この 「姉ちゃんコールズ」 は、そんなエピソードに基づいた曲なのではなかろうかと。 ちなみに僕も極めて無口なことで知られているんっすが、そもそも存在自体を認知されていないので、 “伝説” と認められないという。 ホウレンソウ 以下やん…。 ま、僕に桁違いの栄養はないので、ホウレンソウに負けるのはしょうがないんっすが、記事をよく見ると、佐渡の隣の「粟島で発見された」と書いてあるので、伝説のホウレンソウが佐渡に無いのは当然w そんなコメントがあったので、見直してみたら、本当にそう書いてありました。 記事、ちゃんと読めよ、探偵! 「麻布探偵事務所」 は、当てにならない。 …というのが本日の結論なんっすが、 あ、曲のほうはアレっす。 いかにも、姉ちゃんを呼んでるな! …と。 物静かな導入部、スピリチュアルな雰囲気。 どこにも、姉ちゃんを呼んでる感は無かったりするんっすが、で、演奏のほうはアレっす。 ベース・ソロではじまりギターが引き継いで8ビートで進んでいく、微妙なバランス。 そういうアレだったりして、とまあそんなこんなで、今日のところは以上っす。

【総合評価】 この時期、もう便宜上ジャズという感じで、その後にギタリストを称して1ギタリスト1ジャンルといういい方がありましたが、まさにそんな感じのサウンドですね…と。 そういうアレでありました。 唯一無二、唯我独尊、一日千秋、五里霧中。 それがジョン・スコ、オホホのホ☆


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