AIN'T MISBEHAVIN' (HIGHNOTE)

JIMMY PONDER (1971)

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【パーソネル】

JIMMY PONDER (g) DON BRADEN (ts) JOHN HICKS (p)
DWAYNE DOLPHIN (b) <#1-9,11> DWAYNE DOLPHIN (b) <#10> CECIL BROOKS III (ds)
【収録曲】

(01-03) ON BROADWAY / SUNNY / I'LL REMEMBER APRIL
(04-06) WHO CAN I TURN TO / THREE LITTLE WORDS / MY ONE AND ONLY LOVE
(07-08) SUMMERTIME / THE MAN AIN'T GOT NO THING ON ME
(09-11) WAVE / ALL BLUES / AIN'T MISBEHAVIN'
【解説】 ( 2025年01月12日更新 / 連載 1,614回 )

 君は 「」 が好きかな? 僕はですね、うーん、さほど…。 いや、「」 を食べるのは大好きなんっすけど。 焼き鳥、チキンステーキ、チキンソテー、ローストチキン、照り焼き、塩焼き、根性焼き。 あ、最後、ちょっと関係ないのが混ざっちゃいましたが、鶏、焼いて食べると美味しいっす。 ところで君はステーキと、ソテーと、ローストの違いが分かるかな? 僕は分かりません。 ローストが蒸し焼きなのは何となく分かるんっすが、 ローストとはどんな調理?グリルやソテーとの違いも! あ、グリルというのもありましたな。 で、「ロースト」 という調理法は、日本語で「蒸し焼き」「炙り焼き」を指します。 あ、蒸し焼きだけでなく、炙り焼きも 「ロースト」 なんっすな。 で、グリルは、網や溝のある鉄板に食材を乗せ、直火焼きで食材に網目模様をつける調理法です。(中略) ソテーは、油やバターをひいて焼いたり炒めたりする調理法のことで、うんぬん。 ほぉ。 網目が付くのがグリルで、付かないのがソテー? じゃ、アミメキリン なんかはグリルに分類されるんっすかね? ま、アミメキリンを網焼きにすれば、そういうことになるかも知れませんが、というか、キリンにアミメでないキリンとか、いるんか? んーと、ここ 参照。 やっぱ、アミメキリンじゃないキリンも、普通に網目なんっすな。 見た目が真っ白で模様がないキリンも見つかったみたいなんっすが、それは例外中の例外。 キリン界の Matt のようなものなのではなかろうかと。 で、グリルとソテーは、それでいいとして、じゃ、ステーキは? ソテー、グリル、ステーキって何が違うのでしょうか? あほの子でも覚えられる覚え方はありますか? その中でソテーとグリルは加熱法でステーキは料理名になる。 ほぉ、なるほど。 これは、あほの子でも覚えやすい! ま、名前はどうあれ、焼いて美味けりゃ、何でもいいんじゃね? そんな気もするんっすが、で、「鶏」 はアレです。 揚げても美味しいっす。

 鶏の唐揚げ、鶏の立田揚げ、チキン南蛮、とり天、フライドチキン、どれも美味ぇ! 焼いてよし、揚げてよし。 じゃ、煮たのはどうかというと、それもイケます。 鶏のさっぱり煮。 さっぱりしていて美味しいっす。 鶏のトマトソース煮。 トマトソース味で美味しいっす。 鶏のホワイトソース煮。 ホワイトソース味で美味しいっす。 それ、ソースが美味いだけじゃね? そう、思われるかも知れませんが、素材あってこそのソースっすよね? そうっすよね? 例えば、僕が嫌いな食べ物に 「切り干し大根の炊いたん」 があるんっすが、切り干し大根の炊いたんのトマトソース煮。 うわ、不味そう…。 素材が駄目だと、いくらソースが美味しくてもアカンことが分かって頂けたかと思うんっすが、で、鶏を煮たのと言えば、「大分トリニータ」 というのもありますよね。 これ、何かソレっぽい名前なんっすが、「カマタマーレ讃岐」 が、さぬきうどんの釜玉(かまたま)由来だったりするのと同じく、実は鶏(トリ)だったりする可能性はありませんか? 大分は「とり天」とか、中津の唐揚げとか、有名だし。 大分トリニータの名前の由来は鶏肉好きな大分県人から取られたって聞いたんだけど本当ですか? で、気になる回答は。 デマです・・・。 あ、やっぱり。 三位一体を表す英語「トリニティ(Trinity)」とホームタウン名「大分(Oita)」を合わせた造語で、、うんぬん。 トリニティ・オオイタ → トリニータだったんっすな。 じゃ、 大分トリニータは、「大分トリニティ大分」 になっちゃうじゃん! それだと「高崎健康福祉大学高崎」 みたいじゃん! そんな気がしないでもないんっすが、ま、名前はどうあれ、煮て美味けりゃ、何でもいいんじゃね? そんな気もしますよね。

 で、「トリ」 と言えば、トリエンナーレ。 個人的にはビエンナーレよりも断然、トリエンナーレ派だったりするんっすが、ビエンナーレなんか開催して、鼻炎になったらどうしてくれるねん? 鼻炎になったら 「びえーん」 って、泣くぞ! …というのが、僕がビエンナーレよりも断然、トリエンナーレ派である理由なんっすが、2年に1度開催されるのがビエンナーレで、3年に1度がトリエンナーレ。 高校生の頃、化学の授業で習った、モノ・ジ・トリ・テトラ・ペンタ。 例のアレっすよね。 パラジクロロベンゼンって、パラジ・クロロ・ベンゼンじゃなくて、パラ・ジ・クロロ・ベンゼンだったのか! …というのが新鮮な驚きだったんすが、んーと、これ 。 ベンゼン環にクロロが2つ(ジ)、パラの位置に付いているから、 パラ・ジ・クロロ・ベンゼン。 で、モノ・ジ・トリで言うと、2年に1度の開催は 「ジエンナーレ」 のような気がするんっすが、ジエンナーレなんか開催して、痔炎になったらどうしてくれるねん? …というので、世間体的にはちょっとマシな 「鼻炎ナーレ」 にしたのではなかろうかと。 で、えーと。 「」 を食べるのは大好きなんだけど、「」 は、さほどでもない。 そこまで話が進んでいたかと思うんっすが、年末年始の9連休。 ずーっと家にいて、ゴロゴロしたり、ダラダラしたり、ウダウダするのもアレなので、1月3〜5日の日程で出掛けることにしました。 1日目は “ひとりイルミネーション” を堪能する目的で ここ にお泊まり。 御殿場っすか。 いいっすよね。 キャンディ キャンディが大好きだった場所として知られてますよね。 そばかすなんて、気にしないわ〜、鼻ペチャだってだって、だってぇ、お気に入り、御殿場、いたずら、大好き、かけっこ、スキップ、大好き♪ んーと、 これ 。 ま、確かに、かけっこするにはいい環境ではありますよね。 富士登山競走 とか。 「かけっこ」 という範疇を、ちょっとだけ超えちゃってる気がしないでもないんっすが、コースを見たら山梨県側だし。 キャンディには 丸尾くん と一緒に 丸尾パーク で走って貰うことにしますかね? 丸尾くんは静岡県民だから、誘えば来るっしょ? 清水から御殿場はちょっと遠いし、丸尾くんは運動のほうはさっぱりだし、何より、丸尾(まるお)パークじゃなくて、丸尾(まるび)パークみたいなので、誘っても来ないかも知れませんけど。 じゃ、一人で走れよ! かけっこ、好きなんやろ!?

 何故か、ブチ切れてしまいましたが、えーと、御殿場。 ぶっちゃけ、夜まで時間を潰せそうな観光スポットはないような? 前の静岡県知事の川勝くんにもディスられてませんでしたっけ? んーと、これ 。 県知事なのに、自分のところの県の市をディスるのは、如何なものかと思うんっすが、そっかぁ、御殿場にはコシヒカリしかないのかぁ…。 じゃ、余所の市に行こう。 僕がそう思ってしまったとしても、御殿場市民は僕を責めてはいけません。 恨むなら川勝くんを恨んでください。 嫌がらせで川勝(敬称略)に、ビッグカツ (敬称略)を送り付けるとか。 おお、ころもちゃん、可愛ぇぇ♪ ビッグカツくんは可愛くねぇ…。 ていうか、それ、普通に嬉しくね? そう、思われるかも知れませんが、多方面から恨まれているような気がする川勝くんっすからね。 ビッグカツ、めっちゃ食べたいんだけど、「どくいりきけん たべたらしぬで」 かも知れないので、食えねぇ…。 目の前にあるのに食べられない。 これはもう、最高の嫌がらせなのではなかろうかと。 とまあそんなこんなで、1日目の午前中は御殿場以外に行くことにしたんっすが、1月3日はお正月で、お休みしているところが多いんっすよね。 で、やってるところを探した結果、見つかったのが 掛川花鳥園 。 「」 かぁ…。 さほど好きではなかったりするんっすが、ま、写真を撮るにはいっかぁ…。 というので、あまり気乗りがしないまま、行ってみました。

 名古屋から掛川まで、新幹線の 「こだま」 で約1時間。 「こだま」 って、動いている時は別に問題ないんっすが、駅で 「のぞみ」 や 「ひかり」 に追い抜かれる為に待っている時間がクソ長くて、往生しまっせ〜。 by 大木こだま・ひびき 。 あ、「オウミにしまっせ〜」 やん! …ということで、到着〜。 まあまあ、都会っすな。 調べてみたら人口は11万人ちょっとみたいなんっすが、その割には栄えているような? ちなみに静岡県の人口ランキングは こちら 。 市の数、多っ! …というのが第一印象なんっすが、浜松市80万人弱、静岡市70万人弱。 地方で、これだけの規模の都市が2つあるというのはレアっすよね。 で、富士市が25万人って、意外と人、住んでるんっすな。 全般的に三重県をパワーアップさせた感じなんっすが、一緒にすんな! …と言われるのを承知で対比させると

  静岡市 = 津市 浜松市 = 四日市市 鈴鹿市 = 小山町 伊勢市 = 三島市

 って感じ? 静岡と浜松、津と四日市、どっちにしようか、ちょっと悩んだんっすが、浜松市 = 餃子とウナギが有名。 津市 = 「津ぎょうざ」という馬鹿でかい揚げ餃子がある。 人口当たりのウナギ屋の数が日本一。 共通点は多いんっすが、静岡市 = 県庁所在地である。 が、人口で浜松市に負けてる。 津市 = 県庁所在地である。 が、人口で四日市市に負けてる。 浜松市、四日市市。 どっちも工業が盛ん。 …というので、上記の割り振りとなりました。 で、鈴鹿市 = 小山町。 人口では比較にならないんっすが、鈴鹿市 = 鈴鹿サーキットがある。 小山町 = 富士スピードウェイがある。 ま、妥当な線かと。 三島と伊勢は、三島市 = 三嶋大社がある。 伊勢市 = 伊勢神宮がある。 ま、妥当な線かと。 で、僕が住んでる桑名市は、んーと、御殿場っすかね? 御殿場市 = 神奈川県に隣接している。 アウトレットがある。 時之栖のイルミネーションが有名。 富士山がある。 桑名市 = 愛知県と岐阜県に隣接している。 ジャズドリーム長島(アウトレット)がある。 なばなの里のイルミネーションが有名。 多度山 がある。 うん、いい勝負! 多度山の何が凄いって、た…たど、やま? た…たど、さん? たどたどしい日本語を話す外国人っぽいところが、凄ぇぇぇ! そんな気がするんっすが、で、掛川市はというと、んーと、亀山市っすかね? 掛川市 = 城下町である。 東海道の宿場町である。 亀山市 = 城下町である。 東海道の宿場町である。 ちょっと弱いっすな。 あ、でも、亀山と掛川。 どちらも「か」で始まり、ア段・エ段・ア段・ア段である。 山と川で山川豊っぽい。 うん、十分っすな。 そんな “静岡の亀山” である掛川には、花と鳥の楽園があったんっすが、駅から歩いて10分ほど。 で、中に入ってみると


< 掛川花鳥園 (その1) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 なんか、古臭くて雰囲気が陰気な建物の中に、フクロウがいました。 えーと、園内マップ 。 URLが https://k-hana-tori.com/ で、え?  花鳥園(かちょうえん)じゃなくて、花鳥園(はなとりえん)? …と思ったら、普通に花鳥園(かちょうえん)で合ってるみたいなんっすが、んーと、 「世界のフクロウ展示」 ってヤツっすか。 ほぉー。 これはフクロウっすな。 「ほぉー」 とは鳴いていなかったんっすが、ところで君は、フクロウと、ミミズクと、コノハズクの違いを知ってるかな? 僕は知りません。 んーと、フクロウとミミズクの違いは? 種類・コノハズクとの違い・大きさ|徹底解説 。 こうして比較すると、顔が違いますな。 ミミズクは顔がキリッとしているんっすが、フクロウは何か、お間抜け。 「羽角(うかく)」がないフクロウがフクロウで、「羽角」があるフクロウがミミズク。 どっちもフクロウなんっすな。 羽角(うかく)というのは、頭部の両橋に耳のように見える飾り羽のことです…だそうっすが、これがあると顔がキリッとして見えて、これがないと、何か、お間抜け。 「ズク」とは、日本の古語で「フクロウ」を指します。 で、 “耳” があるから、ミミズクなんっすな。 これは、一緒に行ったギャルに、蘊蓄として披露しないと! 僕には一緒に行ってくれるギャルがいないので、こうして、この場を借りて知識を披露している次第なんっすが、「まあ、さばさんって、物識り♪」 そう、思って頂ければ本望っす。 で、コノハズクとは? 「最小のミミズクの一種」とされていて、特に小さいものが「コノハズク」と呼ばれています。 なるほど。 これは、あほの子にも分かりやすい! で、(写真・いちばん上)。 これは “耳” がないので、フクロウっすな。 で、(写真・上から2枚目)。 これも “耳” がないから、フクロウっすな。 おお! 今日から僕、フクロウ博士やん♪ で、この白いフクロウ、泥ハネをモロに食らっちゃったみたいに、ご自慢の真っ白い羽根が汚れてしまっているんっすが、よく見ると、泥ハネ模様がハート型っすよね。 これは! 一緒に行ったギャルと情報を共有しないと! いないけど! で、次。 「ペンギンプール」。 ちょっと雰囲気が明るくなって、何より。 で、ペンギンって、水族館にいるイメージなんっすが、花鳥園にもいるんっすな。 ちょっと意外なんっすが、もしかしてペンギンって、鳥? (写真・ちょうど真ん中) 。 こうして見ると、普通に水鳥っすな。 新しい発見でありますが、で、続いて (写真・下から2枚目) 。 「オシドリの池」 っす。 オシドリと言えば、おしどり夫婦。 とっても夫婦仲がいい事で知られていますが、あれ、デマらしいっすな。 おしどり夫婦ではないおしどりがどうして仲睦まじい夫婦の象徴なのか? オシドリは毎年ペアを変える鳥であり、実はおしどり夫婦ではないなんて言う話を聞いたことがあるかもしれません。 そう、そんな話、聞いたことがあるっす。 で、以下割愛。 で、(写真・いちばん下) 。 「フードカフェ・ハナハナ & レストラン・フローラ」 。 上から花がぶら下がっていて、華やかっす。 出だしが雰囲気が陰気な空間だったので、どうなることかと懸念されたんっすが、持ち直しましたな。 フードカフェ、ナハナハ! せんだみつおの真似をすると、一緒に行ったギャルが笑ってくれるのではなかろうかと。 昭和生まれのギャルじゃないと笑ってくれないかも知れませんが、で、フローラとハナハナのメニューは こんな感じ 。 お、富士宮焼きそば、あるじゃん♪ 昭和43年生まれのオッサンが 「ペンギンのほっこり椎茸うどん、くだちゃい♪」 とは頼みにくいので、ここで何か食べるとしたら、無難に富士宮焼きそばか、三元豚のカツカレーになりそうなんっすが、椎茸、嫌いだし! 椎茸が大好きなお子様って、そんなに多くはない気がするんっすが、どうして「ペンギンのほっこりうどん」 に椎茸、入れちゃったんっすかね? 虐げられた椎茸を救うため。 そんな大義名分なのかも知れませんが、それなら、富士宮焼きそばに椎茸を入れたほうが? いや、いらんことをしてくれなくて結構なんっすが、「パパぁ、あたち、椎茸、嫌い…。」「好き嫌いすな! 黙って食え!」  幼女を泣かしてでも 「ペンギンのほっこり椎茸うどん」 は貫くべきだと思います。


< 掛川花鳥園 (その2) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、次。 (写真・いちばん上) 。 これは、んーと、モリフクロウ? 耳が無いから、ミミズクではないっすよね? ここ を見た結果、こいつはモリフクロウじゃね? そのように判断した次第なんっすが、こいつらは温室みたいなところにいました。 放し飼いにされているんっすが、ぜんぜん動かなくて、え? 置物? …と思ったら、たまに地味に向きを変えたりするので、あ、生きてる! …と。 この温室内には綺麗な熱帯性のスイレンが咲いているプールがあったり、上空を黄色い鳥が飛び回っていたりして、なかなかにバード・オブ・パラダイスだったりするんっすが、足元を大きな鳥がウロウロして、餌を食っていたりするし。 で、奥のほうの一室には 「ハシビロコウ」 もいました。 「掛川花鳥園 ハシビロコウ」 でググると、サジェスト機能で 「死亡」と出て来て、え? 死んだん? …と思ったら。 ハシビロコウふたばが死亡の噂が流れた理由 。 あ、お亡くなりになったのは、掛川花鳥園の 「ふたば」 じゃなくて、シャボテン公園の 「ビル」 だったんっすな。 推定50歳位って、そんなに長生きするものなんっすな。 せんだみつおのモノマネで笑ってくれそうなんっすが、ふたばちゃんはこの記事が出た時点で、7歳以上であることは確か。 が、まだ若そうなので、せんだみつおは無理かも? モノマネを見せなくて正解なんっすが、で、続いては 「オオハシとトキの水辺」 というエリア。 え? トキ? そんな貴重なトリが…。 (写真・いちばん下)。 こいつはトキではないっすよね? サギ? 「オオハシとトキの水辺」 って、詐欺なんじゃね? …と思ったら、普通にトキもいるっぽいんっすが、国産のトキが絶滅しただけで、輸入品はさほど珍しくないとか? で、「オオハシとトキの水辺」には、


< 掛川花鳥園 (その3) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 「オニオオハシ」 がいました。 おお、これは、チョコボールのキョロちゃん! クェッ、クェッ、クェッ♪ …とは鳴いていなかったんっすが、以上、ま、ざっと、こんな感じっすかねー。 で、温室のところに戻って、(写真・上から2枚目) 。 「コガネメキシコインコ」 と思しき鳥。 カラフルっすな。 で、後は外に出て 「バードショー」 。 出遅れて、前のほうの席は全て埋まっておりました。 仕方がないので最後尾の席に座ったんっすが、よく見えないし、写真には前の席の人の後頭部が写り込みまくるし、うーん…。 まだ、席の後ろに立ってたほうがよかったっすかね? …と思った時には既に、後ろに何人か立たれていたので、途中で立つワケにもいかないし。 こういうショーを撮る時はアレっすな。 大人げないと思われようと、幼女に泣かれようと、お構いなしに、強引に最前列を押さえないとアカンっすな。 “撮り鉄” の図々しさを見習わないと。 んなことで、以上、反省点もあったんっすが、掛川花鳥園。 期待度は低めだったんっすが、思った以上に楽しめて、「鳥、撮り放題」 で、よかったな♪ …っと。 この後、三島に移動して昼飯を食ったんっすが、続きはまた、次回☆

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 ということで、今日はジミー・ポンダーっす。 新年2回目も謎キャラっす。 よく分からないまま、ネタ用として 『オール・シングス・ビューティフル』 というのを入手したんっすが、ジャケット写真が何故だか 「orz」 みたいなポーズのやつ。 聞いてみたら中身のほうはスムースジャズというか、フュージョンっぽいというか、非常に聞きやすくてよかったんっすが、 “熱血硬派な本格ジャズ・サイト” を自認する 『塩サバ通信』(うち) で取り上げるのは、ちょっとどうか? そんな、余計な自尊心が邪魔をしました。 ジャケットの 「orz」 の人も、よく見たら若いギャルっぽくて、乳、見えてるような気がするし。 “ニコニコ健全サイト” を自認する 『塩サバ通信』(うち) で取り上げるには、相応しくないな…と。 「許されるのはパンツまで」 という、厳格な自主倫理規定があったりするし。 んなことで、ジミー・ポンダー。 もっと純ジャズっぽいのは、ないのか? …と思って探してみたところ、ありました。 『エイント・ミスビヘイヴン』 ソウルジャズギターの名手ジミーポンダーが 「HighNote」 レーベルに残した2009年スタンダード曲集。バックはジョンヒックス率いるピアノトリオとドンブレイデン (ts) によるクインテット編成。ウェスモンゴメリーやジョージベンソン直系のブルージーでソウルフル、そして非常にハーモニー感覚の優れた安定感のある好プレイ。名曲「Sunny」「My One And Only Love」「Summertime」「Wave」等人気曲多数収録…だそうで。 おお、ジョン・ヒックス、いいじゃん♪ 何となく、引っ越しっぽい。 僕が持ち合わせている知識は、その一点なんっすが、このコーナーでリーダー作を取り上げたことがありますよね? んーと、これ 。 あ、卓上カレンダー。 ここ数年は 大塚国際美術館 のを愛用しているんっすが、2025年1月の図柄がミケランジェロの 『アダムの創造』 なのは、ちょっと今ひとつ。 宗教画、好かんのっすよね。 8月のジョン・シンガー・サージェントの 『カーネーション、リリー、リリー、ローズ』 になるのが待ち遠しいんっすが、で、テナーのドン・ブレイデンという人は、知らん…。 ドナルド・カーク Braden (1963年11月20日として誕生します) はアメリカのジャズテナーサクソフォーン奏者およびフルート奏者です。(中略)1980年代の末期にWynton Marsalis によって旅行し、早く、1990年代、彼がまたロイ・ヘインズ、トニーWilliams、 J.J.ジョンソン、トム・ハレル、アート・ファーマー、およびミンガスの大きなBand としたフレディHubbard によって、彼は国際的に旅行しました。 そういう経歴の持ち主みたいなんっすが、旅行好きなんっすな。 中身にはまあまあ、期待が持てそうな気がしないでもないんっすが、んなことで、演奏を聞いてみることにしましょうか。

 まずは1曲目、 「オン・ブロードウェイ」 。 ジョージ・ベンソンの歌で聞いたことがあるんっすが、元は これ 。 ザ・ドリフターズって、アメリカにこんなドリフのパチモン・バンドが存在したんっすな。 で、ぶっちゃけ、曲そのものは、あまり大したことなかったり。 で、演奏のほうはアレっす。 イントロはテナー入りで、テーマに入ってからはギター主導で。 で、そのままギターのソロに入るんっすが、ウェスモンゴメリーやジョージベンソン直系のブルージーでソウルフル、そして非常にハーモニー感覚の優れた安定感のある好プレイであるな…っと。 オクターブ奏法らしきものも出て来て、健闘が光ります。 続く、何とかという人のテナー・ソロは、概ねオーソドックスで、続くジョン・ヒックスのピアノはブルージー。 いいと思います。 で、ギター主導のテーマに戻って、おしまい。 で、次。 「サニー」 。 個人的には真っ先に、ソニー・クリスの これ に入っていたバージョンが浮かぶんっすが、躁状態の極みのようなクリス版とは打って変わって、こちらのジミ・ポン版はスロー・テンポで、ねっとりと。 ブルージーでソウルフルではあるんっすが、都会派アーバンな僕の趣向には、ちょっと…。 テナー抜きなんっすが、テナーが入るとなお一層、息苦しくなりそうな予感が半端ないので、その点では良かったな…と。 ギターに続いて登場するジョン・ヒックスのピアノ・ソロはブルージーで、良好だし。 でもって、テーマに戻って、おしまい。

 で、次。 「アイル・リメンバー・エイプリル」 。 日本ではもっぱら 「四月の思い出」 という邦題で知られる歌物スタンダードなんっすが、インストだと、ちょっぴりラテンのリズムで、ご機嫌にスイングさせるのが定番かと。 ここでのジミ・ポンもその路線で、奇を衒わないところが、いいな♪ …っと。 ウェス・モンゴメリーのお気楽路線を彷彿させる軽めの仕上がりで、ギターのソロに合わせて、スキャットでハモってるところは下手くそなジョージ・ベンソンっぽくて、で、ギターに続くピアノ・ソロの出来がよくて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 個人的には今のところ、一番の当たりかな? …と。 で、次。 「フー・キャン・アイ・ターン・トゥ」 。 個人的に好きな曲なので、期待! …なんっすが、ギターの無伴奏ソロで始まり、そこにテナーが入って来て、そっと寄り添ってテーマを吹く。 そんな感じのバラードでありました。 で、続いてギターのソロが登場するんっすが、ここでも無伴奏。 そこにテナーが入って来て、そっと寄り添って軽くソロを披露して、でもって、そのままテーマに戻って、おしまい。 二人きりの妖しい世界が展開されていて、素敵♪ で、次。 「スリー・リトル・ワーズ」 。 小粋なカルテット演奏を堪能することが出来ます。 で、次。 「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ」 。 日本人好みの楽曲なんっすが、マイ・ワン、そして、オンリーなラブではなく、私のワン・アンド・オンリーなラブ。 いわゆる “函館音階” の曲のひとつなんっすが、北島三郎の 「函館の女」 。 おお、サブちゃん、若ぇ! 出だしはこれと同じメロディーで、その後、上がるか、下がるかで、「イン・ア・センチメンタル・ムード」になったり、「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ」 になったり、「ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス」 になったり。 ここでのジミ・ポンはバラードよりは少し速いテンポで、軽妙にスイングしております。 ずーっと、オクターブ奏法っぽい感じで弾いていて、そこにブルージーなジョン・ヒックスのピアノが絡んで、いや、いいっすな。 3曲目辺りから、当たり続き。 そう言っていいのではなかろうかと。

 で、次。 「サマータイム」 。 日本人好みの楽曲を、これでもか! …とばかりに繰り出してくるんっすが、この 「サマタイ」 は、ちょっと意表を突いたアレンジが施されていて、うひょー♪ 決して奇を衒っているワケではなく、そう来たかぁ…と。 ジョン・ヒックスのブルージーなピアノと、ジミ・ポンのウェス・モンゴメリーっぽいギターを堪能することが出来て、うひょー♪ で、次。 「ザ・マン・エイント・ゴット・ノー・シング・オン・ミー」 。 聞いたことがあるような、ないような? …なタイトルなんっすが、曲そのものは、めっちゃ聞いたことがあるような? ポップ・チューンっぽいっすよね? ググっても、何か違うっぽいのしか出て来なかったりするんっすが、誰が作ったものであれ、なかなかの佳曲だったりして、で、ジミ・ポン、ジョン・ヒックスと続くソロは、どちらもめっちゃいい感じで、でもって、どこかで聞いたことがあるようなテーマに戻って、おしまい。 そう言えばテナーの人、ぜんぜん出て来なくなっちゃったんっすが、ま、いっかぁ…と。 で、次。 「ウェイブ」 。 アントニオ・カルロス・ジョビン作のボサノバ曲で、日本語名はシンプルに 「波」 。 ここでのジミ・ポンは敢えて、ボサノバっぽくない感じのアレンジで演ってるっぽいんっすが、あ、テーマの途中から久々、テナーの人、登場! ま、変化を付けるという意味では、それなりに効果的かも知れませんが、すぐに引っ込んでしまって、しばらくギターのソロが繰り広げられることになります。 前半はシングル・トーン中心、後半はオクターブ奏法だか、コード奏法だかを交えて。 そんな感じのアレなんっすが、でもって、テーマに戻って、途中からまたテナーの人が出て来て、おしまい。 テナーの人の出番は最低限だったんっすが、ま、これで相応のギャラが貰えるのであれば、文句を言う筋合いはないかな? …と。

 で、次。 「オール・ブルース」 。 影響の大きな1959年のアルバム『カインド・オブ・ブルー』で初めて公開されたマイルス・デイヴィスのジャズの作曲作品。6/8拍子のブルース形式であり、コード進行は基本的なブルースのもので、全体としては七の和音で作られているが、ターンアラウンドのところで通常のVコードではなく、♭VIが使われている。オリジナルキーのGでは、このコードはE♭7となる。「オール・ブルース」 はGミクソリディア旋法のモダン・ブルースの一例である。 そういうアレっすな。 Wikipedia をそのままコピペさせて貰ったんっすが、そんな複雑なアレだったんっすな。 今まで、シンプルなブルースやな。 …くらいにしか思ってませんでした。 まさかGミクソリディア旋法のモダン・ブルースの一例だったとは。 耳クソをかっぽじって、ミクソリディアに耳を傾けなければなりませんが、しかし、何ですな。 耳クソをかっぽじって聞く = めっちゃ真剣。 鼻クソをほじりながら聞く = チョー適当。 この差は大きいっすな。 「目くそ鼻くそを笑う」 という諺があるんっすが、耳くそは別格やったんやな…と。 で、演奏のほうはアレっす。 ブルースなんっすが、泥臭くはなく、さすが、モダン・ブルースの一例やな。 そういうアレだったりするんっすが、ソロ・パートでジミ・ポンはイカしたフレーズを連発。 カッティング・ギターって言うんっすか。 もしかしたら、ぜんぜん違うのかも知れませんが、とにかくまあ、 カッコええな…と。 で、何か、途中から違うギターの人が出て来たような感じになったりするんっすが、その辺りの事情はよく分からず、でもって、テーマに戻って、おしまい。

 んなことで、ラストっす。 アルバム・タイトルにもなってる 「エイント・ミスビヘイヴン」 。 本格翻訳10だと 「Misbehavin' ではありません」 と訳されるんっすが ( ← 役立たず)、日本ではもっぱら 「浮気はやめた」 という邦題で知られております。 んーと、これ 。 さほど日本人ウケする曲ではないんっすが、演奏のほうはギターの無伴奏ソロで、しみじみとしていて、ま、悪くはないな…と。 とまあそんなこんなで、今日は以上っす。

【総合評価】  “熱血硬派な本格ジャズ・サイト” を自認する 『塩サバ通信』(うち) で取り上げるのに遜色ない1枚でありました。 と言っても別段、小難しくはなく、お馴染みの曲ばかりで分かりやすく、ジミ・ポンのギターはウェ・モンっぽく、ジョン・ヒックスのピアノもブルージーで、テナーの人はオマケ程度でしたが、その出過ぎない態度は好感が持てて、なんだかんだで、オススメ☆


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