JOHN WHITE (MAINSTREAM)

JOHN WHITE (1971)

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【パーソネル】

JOHN WHITE (g) JOHN WILMATH (tp) JOCK WILLIAMS (tb)
SONNY RED (as) HADLEY CALIMAN (ts) ROBERT WILLIAMS (vo)
MERL SAUNDERS (p) DALE SMITH (b) TERRY HENSLEY (b)
PHIL WILSON (ds) J. BURR (conga)
【収録曲】

(01-03) RIGHT OFF / NUMBER 3 / GRANITE AND CONCRETE
(04-06) CITY / HELP US OUT / TRIED TO TOUCH
【解説】 ( 2025年01月05日更新 / 連載 1,613回 )

 新年、明けましておめでとうございます。 いや、これを書いている時点では、まだ新年が明けてなかったりするんっすが、無事に新年が明けることをお祈りしたいと思います。 2024年は新年が明けたと思ったら、いきなり能登半島地震でしたからね。 阪神淡路大震災が「1.17」、東日本大震災が 「3.11」、アメリカの同時多発テロが 「9.11」 なので、「11」 が危ない! そう、オカルト信者達の間で言われていたんっすが、まさかの「1.1」。  みんな何となく、お正月に地震は来ないと思い込んでいたんっすが、虚を突かれた形になりました。 無職 河村 吏(静岡市葵区 63) も、びっくり。 まさか、小犬の為に指定席券を買ってあるとは思いませんもんね。 虚を突かれるのも当然なんっすが、で、能登半島地震は、災害には盆も正月もない。 そんな事実を突き付けられた思いがしました。 翌日には羽田空港で飛行機が燃えちゃったし。 なんとも散々な年明けだったんっすが、年末には韓国で、胴体着陸した飛行機がオーバーランして、コンクリートの壁に激突して、爆発・炎上しちゃいましたな。 怖ぇぇぇ…。 謹んで犠牲者のご冥福をお祈りせずにはいられませんが、これらの災害や事故は当然、世の中の預言者や霊能力者、占い師によって “予言” されていたのではなかろうかと。 『ムー』2024年2月号 。 買うだけ買って、ぜんぜん読んでいなかったので、改めて見直してみたんっすが、インドの空港にUFO飛来!! そういえばUFOって、胴体着陸とか、オーバーランとか、あまりそんな事故は起こしませんよね。 というか、いつも胴体着陸しているような? 車輪を出して地上を滑走しているイメージがあまりないんっすが、世の中の飛行機をすべてUFOにすれば、悲惨な事故は防げるのでは? …と思ったら、墜落したUFOから現れた異形のヒューマノイドが捕獲されていた!! ヴァルジーニア事件の異星人映像!! そんな記事もあるので、落ちるのは普通に落ちちゃうみたいなんっすけど。

 で、 『大予言2024 〜霊能力者と占術家が激動の一年を視る!』 。 まずは小野十傳 (奇門遁甲)。 何をやる人なのかよく分からなくて、奇妙門隠遁甲種と変換してから、妙と隠と種を消さなければならなくて、面倒なので、やめて頂きたいんっすが、南海地方、東北、北海道で大地震か。 マジっすか? で、小林世征(霊視)。 職業のほうは、霊視。 一発で変換出来るからいいとして、あ、でも、子供の頃に飲んだ烏龍茶(霊芝入り)は、変な味がして不味かったので、「れいし」 という言葉にはあまりいい印象がなかったりするんっすが、で、世征という名前。 何て読むのか分からないし、世の中出征と変換してから、の中と出を消さなければならなくて、面倒なので、やめて頂きたいんっすが、この人って、アレでしたっけ? 元・スプーン曲げ少年? 浅草花やしきの「ブラ坊神社」をエスパー・小林がパワースポット化! あ、現エスパー・小林っすか。 霊視なのか、エスパーなのか、はっきりしろ! そう、言いたくなってしまうんっすが、北海道で地震発生!? 北海道で地震発生!!…ではなく、地震発生!? …なところに、地震の…いや、自信のなさと、心の迷いが見て取れるんっすが、奇門遁甲の人に続いて、霊視の人も、北海道で地震があるかも知れない。 そんな “予言” をしているのは、偶然とは思えません。 ま、無かったんっすけど。 が、これを書いているのは12月30日。 もしかしたら、明日かも? みんな何となく、大晦日に地震は来ないと思い込んでいるんっすが、また虚を突かれる事態が起こっちゃうかも?

 で、日本の政治・経済。 小林世征(霊視)の予言。 初の女性総理誕生か。 自民党の総裁選挙で一時期、高市早苗の優勢が伝えられた時は、心の中でガッツポーズしたに違いありませんが、残念! あ、でも、岸田政権は旗色が悪い。 今年いっぱいもつかどうか。 これ、当たってるし! それに明日、石破茂がいきなり、「もうこれ以上、茂れない」とか言って、首相の座を投げ出しちゃうかも知れないし! その結果、高市早苗が総理大臣になるのかどうかは知りませんが、で、日本の社会情勢と事件・事故。 三度(みたび)、 小林世征(霊視)。 限界集落が増加する? 飛行機事故の気配も。 うわ、こいつ、当てやがった…。 そしてもう一人、高橋桐矢(ジオマンシー)も、航空機のトラブルや隣国のミサイルに注意。 こいつも当てやがった。 ジオマンシー、恐るべし! ちなみに小林くんの予言は、もしかしたら7月前後に、国内線の飛行機がエンジントラブルか何かで落ちるかも知れないという微妙なものなんっすが、詳細を隠して、飛行機事故の予言、的中! …とか、言い出しそうな予感が…。 続いては世界情勢と世界の災害。 四度(よたび)、小林世征(霊視)。 ロシアはプーチン、アメリカはトランプ。 こいつ、またしても当てやがった…。 米大統領選は、トランプとバイデンの一騎打ちになった場合、トランプが優位だ。 この前提が当たってないような気がしないでもないんっすが、でもまあ、結果オーライだから! で、明るい話題と開運法。 小林くん、視力回復の目薬が登場! 金銀メダルは30個以上! ん? つい最近、そんなニュースを目にしたような? 近視の進行を抑える国内初の目薬 製造販売を正式に承認 。 これかぁ! こいつ、師走の土壇場に、またしても当てやがった…。 視力回復の目薬と、近視の進行を抑える目薬。 微妙にニュアンスが違うような気もするんっすが、あ、でも、どっちも目薬だし! で、パリ・オリンピックのメダル予想。 金メダルは12個以上、銀メダルは18個以上だろう。 そんな小林予測に対し、結果は金20個、銀12個。 金銀メダルは30個以上! 当たってる! ぶっちゃけ、馬鹿にしようと思っていたのに、エスパー・小林、意外と好成績だっんっすが、いずれにしろ、2025年は “明るい話題” が、増えるといいな♪ …と。

 とまあ、そんなこんなで年末年始。 9連休っす。 毎年、年明けに1泊2日で近場に遊びに行くことにしているんっすが、今年は休みが長いので、1月3〜5日、2泊3日にしました。 初日は、お一人様イルミネーションを堪能すべく、御殿場の 時之栖 にお泊まり、2日目は富士山を堪能すべく、河口湖にお泊まり。 最終日は静岡市に寄ってみようかと。 無職 河村 吏(静岡市葵区 63)に会いに行くワケではなく、昼飯を食ったりする都合で。 9連休なんっすが、1月3〜5日にお出かけ、1日と2日は、家でゴロゴロしたり、ダラダラしたり、ウダウダしたりしなければならないので、 結局のところ、次回分の “jazz giant” の原稿は年内に片付けなければならないという。 で、新シリーズが始まる前に、( 前回 までの粗筋) 竹原で 「憧憬の路」 を堪能した。 こっちのほうを片付けなければならないんっすが、駅前のスーパーで “ウサギの餌” を仕入れて、大久野島 へ、GO! 電車? 汽車? …で忠海駅まで行って、そこからは船で。 この日は平日だったんっすが、外人さん(欧米系)の家族連れを含めて、なかなかの盛況ぶり。 朝まで残っていた雨も止んで、んでもって、出航〜。


< 大久野島 (その1) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 10時35分、上陸〜。 島の地図は これ 。 船は第1桟橋か第2桟橋、どっちかに着いて、どっちかから出て行くんっすが、今回は行きも帰りも第2のほうでした。 一応、ぐるっと島を1周したり、山の上に昇ったりも出来るんっすが、地図でいう下のほう、桟橋から休暇村までの区間をうろつくのが定番なのではなかろうかと。 帰りの船が出るのが12時半なので、滞在時間は2時間弱。 とりあえず休暇村とは反対側の 発電所跡 のほうへ行ってみることにしました。 Google の AI による概要。

  大久野島の発電所跡は、第二次世界大戦時に毒ガスを製造する工場の電力を供給していた施設です。その歴史は次のとおりです。

 ・1929年(昭和4年)に日本陸軍が毒ガス工場を建設し、大久野島は地図から削除されました。
 ・当初は240V発電機が3台設置されていましたが、1933年に3台、1934年に2台を増設しました。
 ・1941年には忠海から22KVの海底ケーブル2本によって受電し、既設の発電設備を併用して電力を賄いました。
 ・敗戦前には、この建物の中で女子動員学徒による風船爆弾の気球部分の満球テストも行われました。


 毒ガス & 風船爆弾っすかぁ。 後者に関しては Wikipedia に、めっちゃ詳しく書かれているんっすが、あの風船おじさんが成し得なかった太平洋横断に成功したんっすな、一応。 風船おじさんこと、鈴木嘉和に関しては Wikipedia に、めっちゃ詳しく書かれているんっすが、単なる向こう見ずな冒険家なのかと思ったら、「横浜博覧会立て籠もり事件」 とか、元々ちょっとアレな人だったんっすな。 で、発電所跡は薄暗く、陰鬱で、物悲しい空気が漂っていたんっすが、こんなところにもウサちゃんが♪ (写真・いちばん上) をよく見ると、トンネルの向こうに、しゃがみ込んでいる不審な人物が写り込んでいるんっすが、ただウサちゃんを愛でているだけなので、まったくもって人畜無害。 むしろ、畜生 (うさぎ) には有益だったりするんっすが、で、発電所跡を後にして、今度は海沿いの道を休暇村方面へ。 ウサギ抜きにしても、普通に風光明媚で、いいところっすな。 が、この島の魅力は、やっぱりウサギ。 ウサギは夜行性なので、昼間に行っても今ひとつ活動的ではない。 腹が膨れたウサギは餌の食いつきが今ひとつなので、行くなら朝イチがお薦め。 近年、ウサギの数が減少している。 そんな噂を耳していたので、この時間は、どうか? …と、ちょっと心配していたんっすが、ウサたん、普通にいました。 で、ガツガツと餌を食べてくれました。 前回も紹介しましたが、僕が用意した餌は こちら 。 ウサギというと人参のイメージなんっすが、カットしたキャベツがお薦め。 ブロッコリーなんかも食べる。 そんな事前情報を仕入れていたので、その2種類を持っていったんっすが、僕がウサたんにブロッコリーを与えていると、近くにいた幼女が 「ブロッコリーも食べるんだぁ♪」 と感心してくれて、何とも誇らしい気持ちになりました。 下調べの勝利! すると、横にいた幼女の父親が、「(食べるのは)葉っぱの部分だけやろ…」 と。 ま、確かにウサギが食べるのは葉っぱの部分だけなんっすけど。 というか、ブロッコリーに食べられない “茎” の部分が、こんなにたくさんあるとは知らなかったんっすが、自分がよく調べもせず、ブロッコリーを用意しなくて、娘に尊敬されなかったからって、その鬱憤を僕にぶつけなくても…。 ま、幼女が感心してくれたし、ウサギ本人…というか、本ウサギも、「やっぱ、緑黄色野菜だよね!」 といった感じで、喜んで食べてくれたので、別にいいっすが、おっさんの嫉妬、見苦しいっす。 ちなみにその後、カットしたキャベツを与えてみたら、「やっぱ、緑黄色野菜よりも、キャベツだよね!」 といった感じで、より一層、食いつきがよかったりしたんっすが、本日の教訓。 ブロッコリー、いらん。 残った “茎” の部分がゴミになるだけだし…。


< 大久野島 (その2) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 (写真・いちばん上) 。 キャベツを与えたら、この盛況ぶり。 ちなみにこの写真だと、ウサたん達はとっても仲良しに見えるんっすが、実際は何とも意地汚い奴らだったり。 人…というか、ウサギが食べている餌を、平気で横取りしますからね。 お前ら、仲良く食べるということが出来んのか? …と、説教したくなっちゃうんっすが、野生だと、それくらいじゃないと生存競争に生き残れないんでしょうな。 意地汚いお陰で、朝イチでなくても、それなりにガツガツと餌を食べてくれて何よりなんっすが、で、あっちのほうに灯台が見えるので、そっちのほうに行ってみることにしました。


< 大久野島 (その3) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 途中、いい感じのビーチがありました。 遊泳可能かどうかは不明なんっすが、泳げなくてもビーチなのか? …と言われると、どうなんっすかね? ビーチ = 砂浜なのか、ビーチ = 泳げる砂浜なのか、ビーチ = 泳げれば砂じゃなくてもいい浜なのか。 少なくとも 「火曜サザエさん」 の隣人は、伊佐坂さんじゃなくて、浜さんだったんっすが、 これ 。 火曜日限定というか、初代だったんっすな。 で、「beach」とは海や湖の岸辺にある砂地や礫地を指す言葉である。海水浴や日光浴、散歩など、多くの人々がリラックスやレジャーを楽しむ場所として親しまれている。 泳げなくても、砂じゃなくても、浜でさえあれば、ビーチ。 ついでに言うと、海じゃなくてもビーチ。 そういう事みたいっす。 そういえば木曽川にも マカイビーチ とか、ありますよね。 マカイって、何かハワイっぽいんっすが、漢字で書くと馬飼ビーチ。 ま、魔界ビーチじゃないだけマシなんっすが、おお、ビッグアイランドの大嶋さん、懐かしい♪ 僕がウインドサーフィンから足を洗って、もう何年も経つんっすが、マカイビーチは砂浜なので、足を洗わないと車の中が砂まるけになるので、しょうがないっすよね。 あのまま続けていれば、今頃は溺死していただろうし。 で、大久野島のビーチを過ぎると、灯台 が。 高さ8.5mと、小さくて可愛らしいんっすが、残念ながら中に入ることは出来ません。 現在の灯台は2台目で、一見石造灯台に見えるがコンクリート造。初代大久野島灯台は香川県高松市の四国村に移設されており、うんぬん。 え、マジっすか? 四国村には行ったことがあるんっすが、そういえば灯台、ありましたな。 あれ、初代の大久野島灯台だったんっすな。 んーと、 これ 。 おお、これは確かに、ブラントン灯台のスタイルと、後年の日本の石造灯台の特徴が融合した稀有な姿を?ることができる! で、四国村じゃないほうの灯台の先の階段を上っていくと、あっちのほうにあるビーチを見下ろせる景色のいいところがあって、その先、 夕日の丘 というところに出ました。 これ の逆コース。 夕日の丘の先、休暇村のほうまで行けるのかどうかは不明。 来た道を戻って、ビーチがあった辺りから、あっちのほうに行けば休暇村に辿り着けそうなんっすが、そっちまで行っちゃうと、帰りの船に間に合わなくなりそうなので、第2桟橋に引き返すことにしました。 途中、ウサたんに余った餌を与えつつ、以上で大久野島は終了〜。 2時間弱で、時間を持て余すかと思ったんっすが、ぜんぜん時間が足らなかったっす。 毒ガス資料館 も見られなかったし。 やっぱ、島を満喫するなら、休暇村にお泊まりするのがよさそうなんっすが、んなことで、船に乗って忠海に戻って、そこから電車? 汽車? …に乗って、三原駅まで。 そこで、ちょっと遅めのランチタイム。

 やっぱ、広島と言えば、お好み焼きだよね! …というので、 ここ を予約。 広島県内各地にあるチェーン店で、広島風お好み焼き、略して “広島焼き” ではなく、関西風お好み焼きの店らしいんっすが、一応、広島風もあるみたいだし。 何より、このコース に惹かれたんっすが、午後2時という半端な時間なのに、かなりの盛況ぶり。 予約して、大正解。 お好み焼き(豚肉入り) or 焼きそば(豚肉)。 この 「お好み焼き」 が、広島風なのかどうかが焦点なんっすが、「お好み焼きは “そば” なしになりますが、いいですか?」 「あ…、大丈夫っす…。」 で、すぐにボウルに入った 「お好み焼きの素」 のようなものが提供されました。 問答無用で、 “自分で焼くスタイル” なんっすな。

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 おお、これは。 間違いなく、広島風じゃないっ! でもまあ、これはこれで楽しいし!

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 鉄板焼「肉」和牛コウネ・牛カルビ! ツナコーンサラダ! カキフライ! めっちゃ豪華だし! ツナコーンサラダがあるのに、カキフライにもサラダが付いていて、野菜過多だし! ウサギじゃないんだから、そんなに野菜は食いたくなかったんっすが、

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 お好み焼きと平行して肉を焼いて、お好み焼きのほうは、頃合いを見てひっくり返して、いい感じに焼けたところで、ソースとマヨネーズをかけて、

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 完成っ! おお、何かそれなりに、それっぽい♪ で、お味のほうはというと。 ・・・・・ 。 美味ぇぇぇぇ! ソースとマヨネーズ、最高や! コウネも最高や! ちなみにコウネというのは、これ 。 はじめてコウネの生肉をみると「かなり脂身が多いけど、大丈夫だろうか…」 という印象を持つかもしれませんが、想像よりはあっさりめ。 …なんてことはなく、普通に脂ぎってきて、美味ぇぇぇ! 肉は脂や! そう、言いたくなってしまいます。 タレは2種類選べたと思うんっすが、脂ギトギトと、さっぱりポン酢とのコンビネーションが、たまらんっ♪ カルビのほうは、ちょっと硬かったんっすが、コウネばかりだとクドいので、ま、いっかぁ…と。 で、カキフライ。 コウネが脂っぽいので、ここで揚げ物はちょっと…。 そんな気がしないでもないんっすが、広島といえば牡蠣だし! 食べないという選択肢はないし! で、最後に

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 デザート。 クドいものを食べた後のアイスは、格別♪ んなことで、2泊3日の広島の旅は、おしまい。 呉冷麺 (食べたのは広島市内だったけど)、尾道ラーメン(食べたのはホテルのレストランだったけど)、お好み焼き(食べたのは関西風だったけど)と、ご当地グルメもしっかり押さえるが出来たし、ブロッコリーは食べられない “茎” の部分が多いことも分かったし、充実していたな! …と。 んなことで、続いては御殿場・河口湖の富士山旅、行ってきま〜す☆

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 …と、その前に後半を片付けなければならないんっすが、今日は、んーと、ジョン・ホワイト。 新年早々、誰や? …と言いたくなる謎キャラなんっすが、何者なのか、僕もよく知りません。 TSUTAYA DISCUSで見つけて、特に何かを期待するワケでもなく、とりあえずネタになればいいやぁ。 …と思って、レンタルしたのではないかと思われるんっすが、今日はそんなジョン・ホワイトの 『ジョン・ホワイト』 というアルバムを取り上げてみたいと思います。 そのまんま。 1971年のメインストリーム盤なんっすが、ジャケットのジョン・ホワイトくんの変な色のズボン、糞ダサいっす。 こんな変なズボンを履いて、屋外でギターを弾いても、後ろ指を指されないとは、1970年代は、いい時代だったんだなぁ…と。 僕の画力で、このダサさを再現出来る気がしないんっすが、ブルース・ギターを基調としつつ荒くれたファンク・サウンドを撒き散らすギタリスト、ジョン・ホワイトの代表作! ソニー・レッドやハドリー・カリマンらレーベル・メイトのバックアップを受けダイナミックにギターをかき鳴らすジョン・ホワイト! そういうアレらしいっす。 おお、ハドリー・カリマン! この人 っすよね。 実に味がある…というか、特徴的な見た目のオッサンなんっすが、秋田ふるさと村、懐かしいっすな。 横手やきそば、食べたんっすよね。 ぶっちゃけ、微妙だったんっすが、ま、微妙だからこそ、B級グルメなんっすけど。 で、それ以外にトランペットやトロンボーンも入っているみたいで、どんな演奏が展開されているのか、まったく予測不可なんっすが、小林世征(霊視)。 ブルース・ギターを基調としつつ荒くれたファンク・サウンドを撒き散らしているのではないか。 果たしてこの “予言” が当たるのかどうか、乞うご期待!

 んなことで、まずは1曲目。 「ライト・オフ」 。 これはアレっすな。 荒くれたファンク・サウンド。 そうとしか言いようがないんっすが、ジョン・ホワイトなのに、ぜんぜん白くなくて、真っ黒。 ギョイーン!ファンク・ビートに乗ってボロボロのストラトキャスターから殺人的フレーズをまき散らす最強のブラック・ギター・グルーヴ! そんなレビューもあるんっすが、まさしく、ギョイーン! で、ズボン、ダサっ! …というのを分かって頂けたかと思うんっすが、テーマ部の前半はギター主導、そこにホーンとブラスのアンサンブルが被さってくるというアレなんっすが、途中でホワイトくんは逸脱して、ホーンとブラスのアンサンブルをバックに天衣無縫にギターを弾きまくるという、そういう展開。 その後、合奏団が消えて、テナー・サックスらしきソロが登場するんっすが、これがカリマンっすかね? もうちょっと、フリー寄りのキャラだったような記憶があるんっすが、ここではホンカーっぽいソウルをカマしてくれていて、ま、これはこれで、カリマンやな…と。 で、その後、エレピのソロらしきものが出て来て、途中から合奏団が復活して、でもって、テーマには戻らず、フェードアウトして、おしまい。 いかにも70年代な、変なズボンのような作風でありました。

 で、次。 「ナンバー・スリー」 。 ぽわ〜んとしたギターで始まり、そこにブラスとホーンのアンサンブルが絡む、よりベタでR&Bな作風なんっすが、で、ここでもテナーのソロが大きくフィーチャーされております。 カリバンの御狩場焼って感じなんっすが、角館の名物っすよね。 これ 。 御狩場じゃなくて、独壇場じゃね? そうと言われると、そうだったかも知れませんが、でも、カリバンの御狩場のほうが韻を踏んでるし! 角館には2度ほど行ったことがあるんっすが、御狩場焼は食べたことが無く、もしかしたら、御殿場で食べられるかも? …と、密かに期待しているんっすが、御狩場焼じゃない御殿場焼しか食べられないかも知れないし、というか、御殿場に何かご当地グルメがあるなら、それで全然いいんっすけど。 御殿場の名物料理9選! お、9選もあるんっすな。 凄ぇじゃん。 で、その内訳はと言うと、「みくりやそば」、「水かけ菜」、その他。 残りの7選がよく分からなかったんっすが、いいっよね、菜っ葉。 いちじく、人参、サンマのしっぽ、ゴリラの息子、菜っ葉、葉っぱ、腐った豆腐♪ 少なくとも腐った豆腐よりは、いいかと。 とか言ってるうちに、合奏団が復活してテナーのソロに絡み、でもって、フェードアウトして、おしまい。

 ここまで、あまりホワイトくんの見せ場…というか、聞かせ場がないような気がするんっすが、次に期待! ということで、 「グラニテ・アンド・コンクレーテ」 。 読み方が合ってるかどうかは不明。 Granite And Concrete。 本格翻訳10に掛けたら 「グラニットとコンクリート」と出て来たので、そうやって読むのが正解なのかも知れませんが、みんな、セメントと、モルタルと、コンクリートの違いを知ってるかな? 僕は知ってます。 セメントはセメント。 セメント+砂がモルタル、モルタル+砂利がコンクリート。 じゃあ、みんな、グラニットは知ってるかな? 僕は知りません。 「グラニテ」 なら、グラグラ煮た、何か? そう、想像が付くんっすが、グラニットとなると、お手上げ。 で、調べてみたら、分かりました。 granite 【名】 《鉱物》花こう岩、御影石、グラナイト。 あ、なるほど。 「グラニットとコンクリート」。 何か、灯台を造るのに、よさ気なヤツだったんっすな。 で、これはもう、タイトルからして、強烈なファンクが予感されるんっすが、ジャカジャカジャン、デレデレッデッテレ、ジャカジャカジャン、デレデレッデッテレ♪ ビヤ〜〜〜〜、デレデデッデ〜ン♪ ビヤ〜〜〜♪ …の部分ではフルートらしき音色も聞かれるんっすが、その後、フルートらしき音色が、さらに露骨になって、全体を主導する形に。 透明感のないノイジーなフルートは、ちょっぴりローランド・カークを彷彿させるものがあって、深窓の令嬢感は皆無。 深窓の令嬢というより、死にそうな霊場。 そんなアレなんっすが、で、その後、サックスらしきソロが飛び出してきます。 カリマンはフルート担当と推測されるので、ソニー・レッドのアルトっすかね? フルートや他のブラスなんかと絡みつつ、ソウルフルなブロウが展開されて、で、そのうち、何かごちゃ混ぜな感じになって、でもって、テーマに戻って、おしまい。 ここでもホワイトくんは、さほど前面には押し出されていませんでしたが、次に期待!

 ということで、 「シティ」 。 ホーンとブラスの分厚いアンサンブルで、とってもシティな気がしないでもない。 そんなテーマが演奏されるんっすが、その後、お待たせ! ジョン・ホワイトのギター・ソロが登場。 ギョイーン! いなたいっすな。 何かそんなの、ありましたよね。 いなたい田舎くさい、泥臭い、垢抜けない、素朴な、ダサい、といった意味の俗語、または方言。 まったくシティではなかったんっすが、違いますな。 僕が言いたかったのは、これではなくて。 鯔背 ? 粋(いき)で、勇み肌で、さっぱりしているさま。 これもちょっと違う気がするんっすが、とか言ってるうちに演奏が終わってしまったので、次。 「ヘルプ・アス・アウト」 。 ギターに合奏団が絡む、濃厚にファンクなチューン。 オルガンの人も、なかななの存在感なんっすが、最初のソロはソニー・レッドのアルトっすかね? で、その後、ギョイーン! …な、ジョン・ホワイトのギター・ソロが爆裂。 混沌としたホーン&ブラス軍団をバックに、ボロボロのストラトキャスターから殺人的フレーズをまき散らしてます。 北島三郎も真っ青。 すし太郎 の、ちらし寿司の、まき散らし具合とか、可愛いもんっすよね。 さすが、ボロボロのストラトキャスター! …って、何? …と思ったら、これ 。 ギターの種類なんっすな。 弦のチューニングの際に回すペグが片側に6本ついているのが特徴? 改めて ジャケット を見直してみると、おお、確かに。 言うほど、ボロボロではないような気もするんっすが、改めて見直してみても、やっぱズボン、糞ダサいな…と。 で、その後、オルガンの人も出て来て、グルーヴの極みのようなプレイをカマしてくれて、その後、何やかんやで混沌として、特濃なテーマに戻って、おしまい。

 んなことで、ラストっす。 「トライド・トゥ・タフ」 。 ブレないファンクを堪能出来るっす。 んなことで、以上っす。

【総合評価】 濃いっす。黒いっす。 たまらんっす。 お好み焼きと、カキフライと、コウネの焼き肉を一緒に食べるくらいの胸焼け感。 聞き終わった後「七草がゆ」を食べたくるような1枚で、胃腸の強い伊調馨とかには、オススメ☆


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